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タイ旅行記最終章⑯-コサメット-バンコック

user image 2016-09-09
By: truth
Posted in: タイ旅行

翌日はのーんびり。

こんなにのんびりしていたら馬鹿になっちゃうんじゃないかなって思うほど頭を使っていません。

タイに来てから仕事に反抗して一度もPC開いてないし。

そういえば専門学校を卒業した21歳の時、強制的な勉強から解放され、遊びしかなかった日々に自分が馬鹿になるのではと、ふと不安になった時のことを思い出す。

まぁ、その時に比べればプーっとちょっとした屁の河童ごとき時間。
日本に帰ってたら、嫌でも忙しくなるんだから。

午後過ぎ、パパがバイクを返す時間が迫っていたので、もう一走りミーアと楽しむ。

原チャは話しやすいし、本当に楽しくドライブできるので、このチャンスをもう一度。

原チャを返した後は最後の海を楽しむ。

明日はバンコックに戻り、翌朝日本に向けて飛び立ちます。

プカプカ浮遊感と疲労を感じるまで泳ぎ続ける。

昨夜、夕食としてママが選んだお店は残念ながらはずれ。
ビールをテーブルにこぼしたのに、そのビールをそのまま私たちに注ごうとした。
こぼれたので交換を要求したところ、断られ、ならばこぼした分安くしてというと断られ、結局は別のビールと変えてくれましたが、どうやらこのビール代も支払った値段に含まれていたようで。

レシートを絶対に見せてくれなかった。





同じ思いはしたくないとミーアが気に入ったお店へ。

お店には私たちを含めて二組しかいませんでしたが、もう一組が結構騒いでいたので、そそくさと退散。

コンビニでちょっとお買い物をして、私たちの部屋に集まりまったりと過ごす。

翌朝、高速フェリーのお迎えは11時をお願いしていました。

10時にチェックアウトをして、ホテルのテーブルでゲームをしながら待つ。

行きに問題になった入園料800バーツ(200バーツ/人×4名)ちゃんと返ってくるかな。

滞在中もふと思い出す嫌な思い出。

万が一、お金が帰ってこなくとも帰りのフェリーとバンコックまでのバスに乗れればOKとしようと心に決めました。

しかーしっ!

11時を過ぎてもフェリーが来ない。

11時15分を過ぎてもフェリーが来ない。

心配になり再びチケット売りの女性に電話をする。

「高速フェリー来ないよ。」

相手の対応はすごく悪かったみたい。
電話対応は全てミーア。

「12時になった。」

「はぁ?」

なぜに勝手に遅れる??

文句を言っても、その一点張り。

ホテルのスタッフも彼女と変わって話してくれたけど、どうやらフェリーを待つしか手がないみたい。

諦めて12時のフェリーを待つ。

その間、来たフェリーは他の人たちが予約したプライベートフェリーのみ。

しばらくすると同じホテルから別のグループがやってきた。
やれらは12時発のフェリーを予約していたみたい。

ヨーロッパ人2名男性と、その奥さんタイ人。

彼女は私たちのフェリーに一緒に乗せてもらえるか話してあげると言ってくれました。

しかーしっ!!

12時になってもフェリーが来ない。

 

 

 

もうひとグループも焦っている。
彼らはフェリーとの連絡先がないらしい。

焦る2グループ&それを不安そうに助け舟を出そうとがんばるホテルスタッフ。

ありがとうね。

もう一度電話をしてみたところ、「ちゃんと来るから待ってて。私があなたたちの世話をしている。」と言われ、電話をガチャギリされました。

もう不安マックス。

さらにフェリーを待っている間のゲームの最中にルールについてミーアとママが揉めてここも悪い雰囲気。

なんだよ。ソレっ。

互いがツンっとして、ママはどっかに行っちゃうし。
パパもどうしていいのかわからない様子。

早めにバンコックについてお土産買おうと思ったけど、このままじゃバンコックに到着できるかも不安。

その後、何度が電話をして「13時になった。」と言われた。

もう諦め気分。

お願いだからフェリー来てくれよ。

そうしてやっと、やっと13時にフェリーが到着しました。

11時に予約してフェリーが来たのが13時。

ホテルのスタッフも一安心といったところで荷物を運んでくれました。
彼は本当によく働いてくれて、感謝の意を示し、チップ。

彼がいるから救われた気持ちに何度もなりました。

ありがとう。

このお迎えは一緒に待っていた他のグループも一緒だったようで、彼らも乗り込む。
途中何度か止まり、他のお客も乗ってきました。

多分、民間高速フェリーなので予約が満員になるまでフェリーを動かしたくなかったのでしょう。

とりあえずバンペー港へ。

フェリーを降りるとすぐに一人の女性が私に近寄ってきました。

「これからバンコックに向かうグループ?」

「そうだよ。」

「私が代役努めるから一緒についてきて。」

と、言って握っていた800バーツを手渡してきました。

あっ、全てを理解。

チケットを売った女性は私たちに会いたくないから、他の人を雇ったんだ。

 




 

 

彼女の原チャは荷物、人4名乗せられるように改造してあり、最初、「これでバンコックまで行くの?」と不思議な顔をしていた私に、「違うよ。」と言って、バス乗り場まで連れて行ってくれました。

港から2分くらいでつきました。

そこはバンコック行きの公共バスが出ている場所。

渡されたチケットを見てみると、一人155バーツ。
合計金額からサービスしてくれたけど、最初はバンコクまで200バーツって言っていたよな。

とりあえずチケットも帰ってきたし、入園料もちゃんと返してくれたから、OKとするか。
勉強費、勉強費と安心感がちょっとばかし不満を解放してくれました。

15分待つと以前、パタヤ行きで使ったのと同じガラのバスが来て一安心。

ただ11時発のフェリーを待っていたため、私たちはお昼を口にしていません。
ちょっとしたお菓子とお水でとりあえず過ごす。

コサメットでは昨夜のレストランにしてもこの交通機関にしてもお金の問題が起きてしまいました。
コチャンでは約束通りミニバスも来て、レストランでもトゥクトゥクでもお金のトラブルはありませんでした。
それは金額が均一に決められており、西洋のルールが当たり前になっていたから、こちらも安心でき、良いサービスを得られたのならばチップを渡したい気持ちにもなりやすいのです。

しかしコサメットのフェリーもレストランもほとんどがタイ人経営。

「取れる人からお金は取る。だまされるほうが悪い。」精神がまだ根強いのかもしれません。

こうなると次行きたくなるのもコチャン。

なんだかコサメットはその場の欲に負けていろんなチャンスを逃している気がしました。

途中で渋滞にあったこともあり、バンコックバス停、エッカマイについたのは18時過ぎ。

バス停からタクシーでホテルまで送ってもらうも、ここでも渋滞。
(バス停からのタクシーはメーターを使ってくれません。ちゃんと納得のいく値段まで交渉してください)

ホテルに着いた時はすでに18時半。


アマリ アトリウム ホテル(AVANI Atrium Bangkok)

 

最後のホテルは特別と思い、便利かつ贅沢な場所を選びました。
私の予定では15時ごろホテルについて、ホテルのプールで遊ぶか街でお土産を選ぶかして、お風呂にゆっくり浸かる。

しかーし、フェリーの遅れは全てを崩し、さらにホテルに着いたときにはパタヤを思い出すほどの豪雨。
当然、雷だってなっています。

もうお腹空いたぁ。

外までレストラン探しに行きたくなーい。

みんなの気持ちは一致団結。

高いの覚悟でホテルで食べることに。

確かに高かった。
すごく高かった。

ビールの価格が通常の3倍なのに対し、大きさは通常の半分以下。

トホホ・・・。

ずっとタイ料理を食べてきた私も、タイ料理をバカ高い値段で食べたくなかったので、フィッシュアンドチップ+エビフライを頼みました。

すごくおいしかった。

泣けてきたし、喜びを感じた。

空腹にうまい飯+ビールは人を救う。

高いながらも値段に似合ったおいしさでした。

お土産を買う時間がなくした私たちはお土産代にと取っておいた現金をここで利用し、大盤振る舞いっ。

一緒に来てくれた両親たちへ最後のお礼です。

明日でミーア両親ともひと時のお別れ。





私たちの飛行機は早朝。
ミーア両親の飛行機は夕方。
そんなこともあり、明日、ミーア両親がつまらない思いをしないためにも都心にすぐ出られ、電車で空港へと迎えるホテルを選びました。

3か月後にはニュージーランドで再会できますが、やっぱりちょっと寂しいよね。

夜ぎりぎりまで一緒に過ごし、朝、早いにも関わらず、顔を出してくれました。

ありがとう。一緒に来てくれて。
今度はイタリアだね。

近くの駅まで送迎バスがあります。
ただ1時間に一本しか送迎バスがなかったので、空港にはめっちゃ早く着くことに。

昨日の夕食でほとんどの現金を使い果たした私たちは150バーツで済むお土産を1つ購入し、無事、飛行機に乗り込み、羽田空港へと着陸。

私はその土地から与えられる全ての恩恵に感謝するという大切なことを学んだ旅を終えたのでした。

2016.02.15-43.jpg


真実

 

 





 

 

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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