温泉で体が温まったせいか、久々にお湯に浸かれたことで疲れが出たのか、とにかく夜は深くゆっくり眠られた。
お布団に引っ付き、一体化する感じ、体が休息を求めていたんだな。
ミーア両親からの連絡では今日、午後3時くらいに到着するらしい。
ならばそれまでの自分たちの時間、じっくり使おう。
パワーサイト利用で、電気残量の心配もなくネットはばっちり繋がる環境。
となれば仕事を望むミーアは案の定。
仕事しながらの旅ですし、私も溜まっている日記を書きあげないと。
温泉という休息を忘れずに、のんびり行うことに。
チェックアウトは10時、それから30分間は温泉の清掃タイム。
チェックアウト前、最後の温泉を楽しみたいのは人の性。
トイレの帰りにホットプールをちょっと覗いてみるとやはり既に数人が浸かっている。
そして仕事の最中も数人が水着を来て、向かう姿を度々見かけた。
朝から温泉楽しみな私だけど人は少ないほうがいい。
ならばチェックアウトも清掃も終わった11時ごろ、再度行ってみよう。
仕事をしながらも楽しみの時間は忘れない。11時になり温泉タイム。
仕事没頭中のミーアからプール同行を拒否られる。約束したのにぃ~。
昨日の夕方、ミーアママからキャビン予約を頼まれていた。
すぐに向かったけど既にオフィス作業は終了しており、明朝再来するよう求められた。
まだそれも行っていないのでそれも一緒に行こうと口説きOKをもらう。
ルンルン準備してプールの前を通ると11時過ぎているのにまだ清掃中のマーク。
子供がゲートに並んでいる。
大人な私は後ろに並びたい気持ちをぐっと抑えて、「何も気にしていませんよ。」雰囲気を醸し出し、前を通り過ぎる。
トイレに行って、オフィスにいるミーアを迎えに行ってもまだ並んでいる子供たち。
うーんっ、私も入れないってことだよねぇ。
清掃員は子供に声をかけて、子供が散る。
「sorry」の声だけは聞こえてきた。
すぐに入れないのか。
仕方ないのでキャンパーで仕事を再開。
それでもソワソワは収まらない。
何かやりたいことがあって「待て」されると一分一秒でも早くOKが出るタイミングが待ち遠しい。
興奮して、時計ばかりに気にしちゃう。
11時20分、もういいだろうとスパを覗きに行くと「closed」の看板が取れていた。
ヨッシャっ。
解放された喜びを持って、ミーアに伝えに行く。
そして二人だけの温泉タイム。
昨日の昼は子供とおばあちゃんの狂気興奮に悩まされ、夜も最初はご年配グループに宴会に突き合わされ、騒がしいお風呂タイムだったけど、やっと来たね、待ち望んだスタイルが。
子供たちは別の遊具で遊んでいるのか戻ってこない。
ひろーい温泉プールに二人だけ。
互いにマッサージを行い、体を癒す。
温泉好きに感化され、今では温泉長湯となったミーア。
ぬるま湯に首まですっぽり浸かり、顔を出して静かにしている。
目は半開きで幸せな図。
でもちょっとぬるすぎかな。
熱いお湯が出るスポットがどこかにあるはずと泉のポコポコエリアを探す。
見つけた、下からその熱いポコポコを楽しむと良い温度。
極楽じゃぁ。
マッサージも終えて、互いが好きなスポットで顔出して動かない状態が続いている。
すると二匹のすずめのような鳥がお湯へと近づいてくる。
プールの入り口の浅い部分。
動かぬ私たちを良しとしたのか、鳥はこちらを気にせず、お湯へとどんどん近づく。
極力動ないようにして指だけでミーアに伝える。
すると一匹がお湯に口をつけた。
これだけでも内心興奮なのに、さらに足を浸かり、羽をバタバタして立派なお湯浴び。
一匹だったのが二匹になりそれは見事。
同じお風呂を鳥と楽しんでいる、なんて素敵な体験なのかしら。
一分ほど時間は過ぎただろうか。
鳥たちはプールから去っていった。
ミーアに顔を向けて興奮の感想。
「初めて?」と聞くと彼も初体験だったらしい。
子供たちが騒がない、私たちだけの静かな空間だから出会えた風景に感謝だ。
しばらくすると今度はミーアに小声でささやかれ、別のフェンスの場所を指さされる。
そこには4匹の鳥が並んでこちらをうかがっている。
あの二匹は様子見で来ただけなのか。
再び静かに目だけを向ける。
するとなんとなんと、4匹すべてが水浴び開始。
うぉぉぉぉ~、心の雄たけびは言葉せずギラギラ視線で眺める。
先ほどよりも長く浸かる彼ら、十分に十分に楽しんだ後、去っていった。
彼らも満足、当然私たちも大満足だ。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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