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京都旅行-鞍馬山-2018-⑦

user image 2019-06-24
By: truth
Posted in: 国内ハイキング

私たちは入り口からすでにスティックを片手に歩いている。

あると便利なハイキングの友、坂道もコンコンとつきながら歩くと、体を支えてくれる。

 

kurayma-2018-37.JPG

 

新緑を見ながら、この山の生命力を感じ取る。

 

すると雑草伐採なのか大きな機械音が聞こえてきた。

 

前回と比べてばかりもよくないが、以前来たときは夏。

さほどの人もおらず、セミの声を聴きながら、暑い暑いと言いながら、全身でこの山の「生」を感じた気がした。

 

途中、ひっくり返った多くのコガネムシを助けながら。

しかし今日はちょっと雰囲気が違う、ミーアもそれを感じている。

 

不機嫌が伝わってくる。

 

「以前と同じような感覚。」

 

以前と同じような感覚、蛇と蛙の戦いを見てはしゃいでいませんでした?

 

さらに掘り下げて訪ねてみると「以前もここは違うと感じていた。」

 

 

 

 

以前は初日に仏閣巡りをして、鞍馬、比叡山と訪れた。

比叡山では寺で見る人の多さにふてくされ、自然道では緑に囲まれて喜んでいた姿が思い浮かばれる。

 

それを伝えると「はぁ、そう。」と言われる。

 

kurayma-2018-38.JPG

 

歩きながら会話は続く。

さらに不機嫌がどこから来たものなのか聞いてみると意外な方向へ。

 

「新幹線に乗る前におにぎりとパンを購入しようと思っていたのに、買えたのはおにぎりだけ。

最初はおにぎり買って、その後パンを買いたかった。

 

さらにおにぎりもいくらか鮭が聞かれて、「いくら」と答えたのに、真実は鮭購入した。

出町柳駅でもおにぎり食べたかったのに、パンになった。」

 

ふてくされていた原因発覚、しかし事実とは異なる点多々だぞ。

 

私はトイレから出てきた後、「パン買わなくていいの?」と尋ねた。

「真実は?」と聞かれたので、「私はおにぎりだけ。」というと「じゃぁ僕も。」と言ったのはミーア。

 

そこでおにぎろ1つしか頼まないから、気を利かせて2個という提案をしたではないか。

さらにいくらの鮭の件。

真相は確かではないが、誤りに気づけば訂正してくれよっ。

 

あっ、そうそう鞍馬山は階段が多い。

 

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おにぎり購入後、新幹線に乗ってもパンの「パ」の字も言わなかったではないか。

さらにこのおにぎりはブランチだからハイキングが終わったら何か食べようと伝え承諾していたにも関わらず、電車に乗る前にパンを購入したがったのはミーアだよね?

 

ちなみに言えば、自分が選んで購入したカレーパンの味に軽い文句を言っていたことも覚えているぞ。

鞍馬駅ではおにぎり探したけどなかったのは仕方ないことだよね。

 

あっ、出た凶方効果。

 

行きは五黄殺方面に来てしまったので、いろいろと腐るという凶効果が生まれやすい。

 

ミーア、腐った。

 

私は物事を自らの都合の良いように変えることが嫌いな人間。

だからこそ真実という名が自らを表現していると思う。

 

ミーアはたまにある、現実の湾曲。今回も切々と事実と伝えてもう一言。

 

「凶方の腐りがでているよ。」

 

「わかった。気にしないで、ストレスに感じないで。」と言われる。

 

無理だ、似た者同士がずっと一緒にいる。私たち内ではエネルギーがいとも簡単に伝染してしまう。

 

まぁ私も文句をブーブー言って、自分の我を通すのもよくない。

朝からのイライラをついこの場に及んで放出してしまったが、自らも五黄殺の自分が腐るにならぬよう気を付けなければ。

 

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腐るにしてはもったいないほど美しい場なのだから。

 

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コガネムシに出会わない。前回はあれほど出会ったのに。

一匹だけ、ミーアが階段で見つけた。動いておらず、ひっくり返ってもいない。

 

階段の真ん中、踏まれては大変とミーアがツンツンしてみる。

するとゆっくり動いた、あぁよかった生きていた。

 

久々の虫に嬉しくなる、とりあえずは放っておこう。

 

虫は虫の赴くままに。

 

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あぁー、上からお経が聞こえてくる。

多分、転法輪堂からだ。そこは私が一番気に入っていた場所。

 

階段を上がればその下にある洗心亭に到着。

 

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ちょっとここで休憩しよう。

 

 

真実

 

 

 

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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