坂道をずっと登っていると距離感覚がおかしくなる。
既に500mは歩いただろうと思っても実際は200mしか進んでなかったりする。
妖精に聞いたときは150mほどでたどり着くと言われたから、もうすでに見つけられずに通り越したとばかり思っていた。
見つかって良かった。
もちろんお地蔵さんたちにご挨拶しに向かうことに。
一歩踏み込んでわかる、ここの空気違う。
一列に並ぶ小さな小さなかわいらしいお地蔵さん。
お花まで添えられている子たちもいる。
いつもならお地蔵さんの写真は撮らない。
そのエネルギーに対しての敬意だけど、今回ばかりは敬意をもって撮影したい。
「みんなにおじぞうさんを見てもらいたい」
その気持ちを教えてくれた妖精おじさんの気持ちに答えるため。
おじさんは見つけてそれをほったらかしにしているんじゃない。
その場を綺麗に保っているだけなく、道すらも歩きやすいように日々手入れをしてくださっている。
そんな素晴らしいことってある?それがここの澄んだエネルギーにつながっているんだ。
撮影にあたりお地蔵さんに言葉をかけて勝手ながら許可を得たと感じたつもり。
一体一体は高さ30cmほどといったところだろうか。
古いもののようでしっかりと顔の雰囲気がわかるものもあれば凹凸が確認できるほどの平らなものまであった。
「ニュージーランドの森で出会ったティキみたい」とミーア。
確かにそうだね。
お地蔵さんもティキも森を守るためにエネルギーはどこかで繋がっているのかもね。
向かいの木には清掃道具が結びつけてある、やっぱりおじさんが清掃しているんだ。
確かに周辺の平な場所は葉などもよけてあり、多分雑草も抜かれているように感じる。
今日、昨日やった作業ではない、時間をかけてちゃんと清潔な状態を保たれているんだ。
だからここのエネルギーは違うんだ。
人が大切にしている場所のエネルギーってこうも澄んで純粋なんだ。
ここは神聖な場所だ。
一人想像する。
妖精おじさんはいつかの前世で大切な思いを込めてお地蔵さんを作り、ここに安置した。
時を超えて、自らの手で再び発見して守り続けている。彼はこの土地とこのお地蔵さんたちを愛しているからだ。
目的は比叡山だった私たち。
しかしここのエネルギーが一番澄んでいて心に響いた。
多分、私が比叡山に戻りこのルートを選んだ理由は妖精に会い、彼の思いに触れて感じることだったのかもしれない。
ここは本当にみんなに訪れてもらいたい。
もし比叡坂本ルートを利用するときはお立ち寄りください。
道なりに出てくるちょっとした広場にあり、分かりやすいと思います。
あっ、キノコ。
小さくてかわいい子だね。
折角なのでここで軽食タイムと思ったけど、木々の傘がない平地では雨がポツポツ頭に落ちる。
先ほどの道に戻り、雨を避けられる場所でからしレンコンパンをいただく。思っていた以上においしかった。
たまには食べ物の冒険するものだ。
先を見ると・・・
改めて思う、これが私たちが進む道。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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