山頂で、折り畳み傘の下、おにぎりを食べる虚しさよ。
まぁ、こういう情景で虚しさを感じながら食べることも少ないので、良い経験である。
ランチ後、東塔散策。
すると歩き始めてすぐ雨は止んでくれた、良かった。
傘をたたみ、山頂に向かうために上へと進むと阿吽像のような牛さん発見。
かわいい。
ちょうど、観光ツアーの人が降りてきた、行き違いになってよかった。
あの私がイメージしていた僧侶の写真がいっぱいなお堂はどこだろう?
もしかして工事中でその場所は見られなかったのかな。
残念だけどタイミングだからしょうがないと思い根本中堂からどんどん離れていく。
大講堂に到着。
あえて寄ろうとしなかったけど、なんとなく気になりお堂を見たいと感じる。
すると正面見て分かった。
ここだっ、僧侶さんいっぱいの場所は。
人の記憶って曖昧だなぁと自分を見て思う。
ミーアに見つかったというと、一緒に喜んでくれて彼は外で待つ。
やっぱりここのエネルギーはいい。
張り詰めた空気よりももっと親しみやすく、馴染みやすい。
写真を見ながらその頃の様子を思い出してみたり、たーくさんの僧侶様の業についての説明を読んでみる。
入り口にはお守り、お香が売っていた。
そういえば、もうそろそろ両親のお香もなくなるころ。折角だからここでと思い、ミーアから財布を預かる。
様々なお香の匂いを嗅ぎながら選んだ二種類。
白檀と比叡山のお香。ちょっと高いけどお供えとともに部屋を良い匂いにしてくれる、こういう奮発はいいだろう。
思い描いていた場所に再訪できてよかった。
ここにはもう1つ思い出深い場所が。ここはしっかりと名前を憶えている。
戒壇院
大講堂から阿弥陀堂への道沿いにあった。
以前訪れた際に、覗いてはいけないものを覗いてしまい強いエネルギーでお叱りをうけた場所。
もう一度、その姿を見たいと思い、階段を上る。
あれー、こんな感じだったっけ?
イメージでは灰色の建物で、覗いた場所ももっと狭かったような。
再び、人の記憶とはいい加減だ。
阿弥陀堂への大きな階段。
朱色と緑が本当に美しい。
見たものとその印象を撮影したいと思うけど、それは無理なこと。
現実でその場を実際に見ることの大切さを旅ではいつでも教えらえている気がする。
山頂はこの先。
はぁー、美しい。
山頂への道は2つある。
慈覚大師御廟か東海自然歩道経由。
自然歩道を利用して登ってみよう。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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