うっそうとしていた木々の世界は終わり、芝生の間の細道を上っていく。
頂上が近づいてきているのがわかる。
ツヅジの葉には蜘蛛の巣が。
水滴が蜘蛛の巣に絡み合い、水玉絨毯状態。
1つ、2つじゃない。
つつじの道には沢山の蜘蛛の巣レース。
作家である蜘蛛さんのことを思えば幾分、気の毒なんだけど。
神社、露天掘の跡でのミーアとの気持ちの行き違い、小雨滴る天気など自分の思いと異なる状況に重さを感じていた。
だけど、こうやってその瞬間にしか見られないものを見せてもらえているという現実をちゃんと把握すれば、やっぱり多くのものを与えてもらっていることに気づく。
頂上が見えてきた。
12時20分、美の山公園展望台に到着。
折角なので展望台登っておこう。
うわー、見事に真っ白。
分かっていたけど、方向感覚失いそうなほどパノラマ真っ白だわ。
山見えないから学べない。
しかし幸い、雨は止んでいる。
登山中の不思議な確信が的中。
山頂から連山の景色を眺められないのは残念だけど、ここに来るまでに多くの霧幻想景色を見せてもらえた。
それだけで十分だわ。
ここは美の山公園。
端から端まで約1.2kmと結構な広さ。
車でも来られるだけあって、ハイキング中は一組にしか出会わなかったけどチラホラ人がいる。
自分も含めてだけど、こんな天気でも来る人はいるもんだなぁ。
アジサイロードなるものがあるみたいなので、後で行ってみよう。
トイレに行く途中、大きな建物を見つけた。
中に入ると人はいないけど、どうやら観光案内所になってるみたい。
がんばって登ってきた場所にこう近代的な建物があるとちょっと引くけど、ここは公園だし、多分、車で来るのがメインの場所なんだろう。
居心地の良い綺麗な室内、私たちが利用しているコースマップもあった。
雨上がりを喜ぶのは人間だけじゃない。過ごしやすい温度で湿気が多くなると蚊も出てくる。
既に膝うら刺されたり・・・クソォ、今更ながら虫よけスプレーをプシュー。
さぁてどこでランチしようかしら。
見事な霧景色を楽しめるベンチをと思ったけど、近くのテーブルが空いている。
幸い濡れていないので、ここでランチにしよう。
うんっ、テーブルが濡れていない?
ってことはここは雨が降らなかったってこと?
雲の中で雨、免れたのかな?
まぁいいや、目の前に広がる景色を楽しみランチといこう。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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