猫岩という名前の由来は見いだせなかったけど、大沼はどんどん近づいてきている。
とにかく進もう、岩道ルート。
がんばる人間、飛べる蝶はこんな苦労はないんだろう。
日光浴休憩を楽しんでいるようにすら見えてしまう。
余裕があるって素晴らしい。
もういい加減、疲れたなぁ。
神経削る急な岩下り、いつになったら終わりが来るのかしら。
「ここ登るならやっぱりうちらが選んだコースのほうが良かったよね。」
「岩道、下るのより登るほうが楽だよ。」
えっ、なんですと。ミーアの言葉にびっくりする。
ただ山に詳しい男の言葉に素直に心が動き出す。
へぇー、こういう道は登りのほうが楽なんだね・・・登りたくないけど。
そういえば先ほどのアジア外国人グループは姿を消した。
周りにいるのは日本人ばかり。
その時、ふと目の前に現れる白人青年。
こんな大変な山道なのに、リュックの他に肩掛けバックまで持っているからなんだか目立つ。
下山では思いのほか人が多かったこともあり、挨拶が面倒になることもあったけど、みんなの元気の声が励ましにも聞こえる。
だからここは自分から挨拶。そういえばラジオ持ちの人はほとんど挨拶なかったな、視界よりも聴覚に集中していたのかもしれない。
たまに見える沼から神社の姿も見えてきた、あと少し、あと少しと。おっ、もしや
目の前に人工的なものが見えた来たぞ。
ゴール目前になれば、気持ちがはやるけど、最後までしっかりと気を付けて
はーいっお疲れ様、山道終了。
終わってみれば心が軽やか。
大変な道だったけど緑豊かでよかったな。
現在14時半、黒檜山から90分で下山。
ちなみに登山出口から黒檜山登りの目安時間は2時間でござる。
こんな道下ってきたんだもんなぁ、
がんばったよ。
ってか登りの人はこの道見て、登ろうと思うんでしょ、その意気込みがすごい。
ちょっと心配もしたけどバスまではまだ2時間以上ある、余裕だね。
沼一周もできそうだけど、まずは神社参拝といこう。
道がうねっていて、対向車線が見えないことにヒヤヒヤしながら車が多く止まる側へ。
目的を達成した後、余裕な心で見る緑はまた格別。
登山口向かいにも車は多く止まっていたけど正式に設けられているのはちょっと先の駐車場らしい。
駐車場の先の黄色い看板。
大沼入口なら行ってみよう。
どこが入口なんだろう?
わからずウロチョロしているとミーアが見つけた細道。
おっ、さすが野生の勘。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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