緑豊かで道厳しい。
滝行(だと思う)発狂を聞きながらのきつい坂道でも癒してくれるものはある。
タイトル:鹿
かわいかろう、かわいかろう、特に空いた口がかわいかろう。
タイトル:好物、舞茸
枝がぴーんと伸びて広がっている、天ぷらがお勧め。
タイトル:富士山
幹の側面だけが残り、下が苔に覆われている。
一見わかりづらいけど、見方を変えると見えてくる。
こっちも富士山なイメージ。
ラインが美しい。
ロードランナーを応援する旗振りのように自然の協調性に満ちた森が登っている私たちを温かく応援してくれている。
おーっ、これは休憩所。
薬師堂跡。
疲れ果ててはいるものの通り過ぎようとする私。
「休憩する」と疲れに素直なミーア。
「発狂声が聞こえてくるかも。」
登る度、ずっと聞こえていた滝行(なのだろう)発狂声を聞きながら、ゆっくり休む気は全然ならん。
「もう聞こえないよ。」
確かに急な坂登り、清浄の滝から600m進んだ。
緑豊かな素敵な休憩所には間違いない。
ならばここで腰を下ろそう。
看板から行くと神社まで残り1.5㎞。残り半分ほどとなった。
腰を下ろし、耳を澄ませる。
うんっ、聞きたくないものは聞こえてこない、ならばゆっくり座って、軽食タイムとしよう。
ミーアはおにぎり、私はサンドイッチ。
すると逆コースからトレイルランニングカップル登場。
彼らも休憩を取り、挨拶を交わす。
そして私たちの後ろから来た男性も挨拶後、彼も座る。
休憩所側面すべてのベンチが埋まった。
狭くないので、空間はある、互いに気を使い静かな時間を過ごせる。
それでもやっぱり息苦しさを感じる。
なんせ広い森の中、自由に歩き回ってきた者たちが、一斉に屋根の下集まってしまったのんだもの。
ミーアはおにぎりの後、嬉しそうに好きな物入を食べ始めようとする。
しかし、この状況にストレスを感じ始めた私は「もう行こう。」と立ち上がる。
ミーアはちょっと残念そう。
「それ、持って歩きなよ。」
「うん。」
ミーアも息苦しさは感じていたらしい。
出発しようとすると後ろから来た男性も立ち上がる。
今日は歩き出すタイミングは他の人と重なるものだ。
少しでも重なりを避けるためにミーアをせかす、自分勝手に思える。
「ごめん。」
「いいよ。」
ミーアはナッツを頬張り、立ち上がってくれた。
ミーアの長所、ポケットに入れながら好きなものを頬張るも一向にお構いなしとマイペースなところ。
かわいらしい。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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