表門に向かい、並びながらゆっくり進む。
鐘楼隣に見事なろうそく立て。
まるで千手観音の手だね。
後少しで陽明門、並びも一段と気づくなる。
陽明門は本当に美しい、だから写真を撮りたいのはよくわかる。
でもこれだけ並んでいるんだよ。
階段上で立ち止まり、進みをさらに遅める人たち。
だからノロノロもすさまじく、止まった人の後ろにはいたくないと並んでいる人たちは横の列へと割込みする。
観光旅行、気持ちアゲアゲだけで写真撮っていない?
本当に後でこの写真見返すのかなぁと、頭で色々と考えながらも、まぁ気持ちもわかるとゆっくり後ろからついていく。
陽明門を超えた後も賑わいがすごい。
入場制限したほうがよかったんじゃない?
なんか人込みがいろんな風合いを消してしまっている気がする。
御朱印帳預けてから参拝といこう。
御朱印受付に並んでいる間に陽明門屋根部分を撮影。
手の込んだ仕事、龍の一体一体、今にも動き出しそうなのに無数の顔。
作り上げる想像に、それを創造した職人技。贅沢ってこういうことだよね。
「そこで立ち止まるな。」
陽明門から聞こえていたいら立ちの声。
あーあ、我慢できない人もいるよね。
自分の顔の前にカメラ掲げられて、さらに止まられれば我慢の限界が来る人がいてもしょうがない。
こちらも気持ちがわかる。
これだけ人が集まっているんだもの、拝観料だって十分手にしているよね。
ならばもう少し参拝客のことを考えた整備など行ってもらいたい。
御朱印は受け取るのに30分とのこと。良かった、早めに預けておいて。
それでは参拝タイム。
白と金の美しい拝殿。
龍好きの私にはため息の出るような美しさ。
エネルギーが入り乱れた中ではなかなか妄想の世界に入れず、そそくさとお参りをすまして、奥宮へ。
眠り猫の有名さだって負けていない。
混みあう中にはツアーあり。
ツアーの人たちは脇によって説明を聞いている。
ここでは彼らの声を耳にすることができ、改めて眠り猫について知る。
江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人、左甚五郎(ひだりじんごろう)の作品と伝承されているとのこと。
回廊の狭い入り口に彫られている。脇によってパシャリ。
でも正面から撮りたがるのが人の常なのかなぁ。
白人女性は大きなカメラで満面の笑みで、道の2/3をふさぎながら何枚も眠り猫と裏側の雀の写真を撮りまくり満足な表情。
もう少し考えよう。
ミーアはこの状況に「行きたくない」という。
気持ちはよくわかる、人混み嫌いだもんね。
「奥宮も行きたいから。」
かわいい奥さんのために嫌々ながらもついてきてくれて感謝です。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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