多分、歩きやすいように作られんだと思う。
でも実際は石の上に苔が成長して、滑りやすく、足元が安定しない状態で歩くことは怖さを伴う。
ただ大きな岩となると別。
岩ルート、どうやって先に進もうか。
自分なりのルートを模索しながら進むのは集中してとても楽しい。
たまには上るだけではなく、岩と岩の間を抜けるという作業も必要になる。
だいたい集中していると写真を撮り忘れる。
道側面は岩が多く、森が深く苔が多く成長している。
まるでもののけの世界だな。
見ることはなかったけど昨夜の金曜ロードショーはもののけ姫だった。
コマーシャルを何度か見たので印象が簡単に一致する。
道は歩きやすくなる。
「登りもこれで終わりだったらいいなぁ。」
呟く私に答えるミーア。
「まだ続くよ。」
「ゲっ」
ミーアはナビで確認していた、高低差を。
最初の急な登りの後もなだらかと急を繰り返し、上り続ける。
一旦、急に下がり、また急に登り、最後に下る。
「この凹みは何だろう?」
ルート途中の登って下ってまた登るの部分。
「多分、湖じゃない?」
あー、確かにね。
山を歩いていて楽しいのは平坦道、急な登りは体力を奪い、下りは膝に来るし。
だから尾根道好きな二人、上り下り繰り返は好きじゃなくても山が好き。
文句は言いつつもやっぱり来てしまう。弱音履くのは私だけだけどね。
「あっ、鹿だ。」
おっ、やっぱりミーア、野生との繋がりが深い。
どこどこどこ?
彼が指さすほうを見るもわからない。
とりあえずカメラに何かが映らないとシャッターを下ろすも自身は気づかない。
ミーアiPhoneでお願いすると彼も撮影が難しいみたい。
すると鹿が動いてくれた。
歩きアングルを変えると鹿がこちらを向いて食えた。
ツノが大きく立派な子。
高千穂、屋久島で野生のシカは見てきたけどこんなに大きく立派な子は初めて見たよ。
再び鹿は動き、眩しいほどの白いお尻。
お尻は白くわかりやすくとも体は茶色で森と同化してしまう。
再び、鹿は動き始めその姿を見失ってしまった。
これも人っ子が私達しか周辺にいないからこそ拝見できたもの。
その後も道を進めば同じ鹿と思われる姿がチラホラみることができた。上と下で同じ方向に進んでいるのかな。
こんな素敵な野生に出会えるんだもの、熊に出会う確率だって低くはない。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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