「あっ、これカウリ松かな?」
私が大好きな素朴で大きくてニュージーランドの歴史を見てきた木。
樹皮の感じを確認してカメラを傾けながらミーアに尋ねる。
「うーんっ、でも普通は1つだよね。これ2つがくっついているよ。」
なんですと?
はっ、本当だ。
かわいいとパシッとカメラに収める。
結局、カウリだったのかなぁ。
歩きやすい森の中の平地。
木の枝の「静」になんだか不規則に動く「動」を見つける。
写真だとなんだかよくわからないと思うけど、蜘蛛の巣に引っかかった蝉。かわいそうだとは思うけどこれも自然の摂理。
蜘蛛だって一生懸命、生きるためにこの巣を作ったんだもの。
とりあえずミーアに教える。
蜘蛛好きなミーア。
でもたまに心の揺れが勝つことがある。
「ここの巣には蜘蛛がいないから」
そう言って小さな枝を持ち蜘蛛の巣から蝉を救出する。
よかったね、蝉さん、ごめんね蜘蛛さん。
前の家のトイレの隅で蜘蛛の巣があった。
小さく目立たないことからとりあえず放置、蜘蛛好きだからね。
ある日、そこに別の種類の蜘蛛が引っかかり、二匹で戦っている姿を見つけて急いでミーアを呼ぶ。
残酷だけれど自然の摂理を見つめようとしたのか、はたまた両方とも好きな蜘蛛だということもあってか私はどちらにも加担しなかった。
しかしミーアはそれを見るや否や
「蜘蛛同士が争っちゃダメ。」
すぐに蜘蛛の巣を崩し引っかかっていた一匹を救出した。
今回も同じ状況だよね、彼の心情が見て取れる。
シダの葉クルクルは緑の葉が基本だった。
しかしここで見られるゼンマイは茶色が主流。
ピンボケのリベンジとしてまた別の子が現れてくれた。
でもやっぱりズームだとピンボケしてしまう。
オートに頼らず自分でピンと合わせられるようならないとダメかなぁ。
個性的な樹皮発見。
渦模様。
「渦っていうよりはぁ~」というミーアに言われ改めて考えてみる。
「指紋みたいだね。」
これにはミーアも納得。
「確かに。」
周辺の木を見ても指紋模様はこの子だけだった。
たまーに車が走る音が聞こえるようになってきた。
出口も近いのかな。
でもまだまだ目の前には広がる自然。
朽ちた木に群がるシダや幼い木たち。コントラストがたまらない。
車の音はどんどん大きくなり
気づけば案内図が見えてきた
右に曲がれば私達のキャンパーがお出迎え
2時13分、30分コースを1時間以上かけてゴール。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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