私の勘は外れた。
彼はサンドイッチを作った後、洗濯物を乾燥機へと移動しに行った。
「先に食べていていいよ。」
どんなにへそを曲げていても、作ってくれた人を差し置いたまで食べる私ではない。
だからと言って子供戻りしてすねている私は手伝う気にもなれない。
なので彼が来たらすぐに食べられるようにランチ用テレビの準備などをして待っていた。
待った。
結構、待った。
洗濯物を移動するには十分な時間待った。
それにしても彼は戻ってこない。
パスキーのお金が足りないんじゃないか?
だから今頃入金している?
ほら見ろっ、私がいないと何も出来ない。
なーんてわがまま思考を頭で繰り返しながらコインランドリーのほうへと目を向けるとミーアがスタッフを連れて戻ってきた。
うんっ、何事だ?
私が行ってもどうにもならんと思い、これは長期戦だな。
と納得し、時間つぶしのゲームを始める。
しばらしくしてやっと帰ってきた。
事情を聞く。
利用していた洗濯機の絞りがうまく起動せず、洗濯物がびしょ濡れ状態。
そこでスタッフを呼んできたらしい。
また「先に食べていいよ。」と言われたが、「待つ」と伝えた。
結果、びしょ濡れ状態から絞り機だけの利用は出来ないので、通常通り一回分の乾燥機代は私達が持ち、追加で1回分を無料で回してくれるとのこと。
だから時間がいつもの倍、乾燥機だけで50分かかることになってしまった。
現在、13時前、友人宅に行くのは間に合うかな?とちょっと不安。
やはり遅れたくないミーアは「ちょっと早めに出すよ。」と。
「濡れた状態で洗濯物出したくないよ。」と私。
まずはもう冷めてしまったがミーアが作ってくれたサンドイッチでランチと行こう。
用意してくれたネクタリンも含めておいしかったよ。
ランチ後、乾いたものだけ取りに行くというミーア、止めることはしなかった。
いくらかの洗い終わった洗濯物を持ってやってきたミーア。
スネが収まらない私は手伝わないでいたけど、彼も苛立っているのでいろいろと荒い。
見てられない・・・。
もう気持ちでは許している。
でも私の思いはわかってほしい。彼に注意することはいつも同じことなのだ。
「共有部分を汚くしたり、やりっぱなしなら言うよ。」
それだけ伝え、やっと少し手伝い始めた。
テレビを見ているときにアイフォンのお知らせ音が鳴った。
確認すると今から向かう予定の友人Tからだ。
「風が強くて湖に波が出てきているのでボートは中止で。夕方から会いましょう。」ってことになった。
今日はいろいろと予定が変わるなぁ、まぁいいか。
おかげでハイキングに行けることになった。
そして気持ちも落ち着いてもう一度彼に自分の思いを伝えたら、彼も理解し二人の仲は改善へと向かい始めた。
乾いた洗濯物を取り込み、ハイキングへとレッツゴー。
今日の目的はリベンジ、オペペヒストリックウォーク。
この前は誤ってショートコースである北側に行ってしまったが、今日はちゃんとサウザンコースへと向かう。
そうそう、この標識がオペペコースにつながる休憩場所。
今回は間違えないよっとばかりにちゃんとトイレ側の広いレストエリアに止まる。
すると何やら入り口で管理者みたいな人が二人のおばさんと地図を見ながら話している。
何事か?
コースしまっちゃった?
とりあえず準備を行い、14時半に出発。
マップそばに行ってもまだ話している4人様。
コースに進もうとしても何も言われなかったら大丈夫かな。
このまま行っちゃえ。
すると後ろから「サンキュー」という声が聞こえた。
どうやら会話は終わったらしく管理者の人もコースへと入ってきた。
同じコースにいくのかと思いきや彼は森の茂みへと消えていった。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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