友人Tが船が出せないといっていた意味が分かる。
森の中でも風の強さを感じる。葉の揺れる音に囲まれ、前回よりも涼しくも感じる。
入り口にはオペペフォレストに関する看板。
この森は白人入植によって一時は失われたが、その後、再生が図られ今の形になったとのこと。
まだまだ歴史が浅いニュージーランド、ちょっとしたことでもしっかりと語り継がれるよう頑張っている。
それじゃぁコースへと進んでいきます。
いやぁ、一気に森の中。やっぱり気持ちが良い。
今日もセミは相変わらず泣いているけど、風の影響もあるのか葉の音と交じり、体に響くほどではない。
北コースでは大き目のシダの芽写真はピンボケが多かったので、ここでもチャンスがあればシャッターに収めておきたい。
と、さっそくシダの芽発見。
開こうと成長を始めている。絶秒な生命のふくらみにこのチャンスを与えてもらえたことを感謝する。
個体よりも森の全体のエネルギー、そっちに引き寄せられるなぁ~。
足元を見れば道案内用に草が咲く。
顔を上がれば壮大なシダが力強さを見せてくれる。
視界だけではなく聴覚も刺激されているからつい敏感になろうとまたノロノロ歩き。
ぶつぶつ卵を付けたシダもセミも何度も目にしたのに、やっぱり見つけると嬉しいもの。
繊細な葉脈もまた別の世界へといざなってくれるよう。
こんなに自然に癒されながらもまだ仲直りが完全ではない不完全な人間二人。
「先に行ってもいいよ。」
イラついている時に、その人のノロい歩みについていくことは嫌だろうと思った。
「うん、大丈夫。」
自然の中にいるせいか彼の心は穏やか。
それでも私が止まれば、彼も止まるという状態にやっぱり負い目を感じてしまう。
ついついマントラのように同じことを伝えてしまっている自分に気づき、いい加減黙ることにした。
先っぽを丸めている緑のシダがちらほら。
これから開こうとしているんだね、立派なシダになるんだね。
観察からは愛情がこぼれる。
おーこれはっ。
一見で気づくだろうか。
迫力を感じるこの木、近くで見ると土の下にいるはずの根が上部の土を盛り上げて顔を出している。
どうやら大きな木が倒れ、土が盛り上がっているらしい。
すると向かいにPitsawの歴史場所に到着した。
Pitsawとはのこぎりの一種で長い刃の両端に持ち手がついている。
一人は木の上から、もう一人は木の下からのこぎりを引くことで大きなカットするのに利用していた。
使っていた様子を残した場所だけど、木には草も生えてちょっと注目しにくい状態。
私は看板下のこっちのほうが気になってしまった。
立派なこと。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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