歩こう♪歩こう♪私は元気ぃ~♪
荷物さえ軽ければこれほど美しい景色の中、そんな気持ちで歩ける。
実際はヘビメタにのせながら
歩けぇ~!ヒィーっ!進めぇ~!ギャァ~~といった励ましのほうがあっているかもしれない。
歩くの大好き平地なのに、荷物重くて暑いとこんなに辛いと感じるなんて。
本当、やってみないとわからないこってある。
森に流れていた川には透明度が高い水が流れていたけどそのあとは干上がってばかり。
紫のお花たちがまた増えはじめ、辛い生きる楽しさが周辺に広がる。
歩幅を無視する道がキツイ
ボコボコ岩道が足元を不安定にさせる
整備された階段に救われ
景色の美しさに心は涙を流す
こんなに美しいのに、辛いよ。
なら登らなきゃいいのに・・・じゃなくて弱音を吐いても前進する心。
後3日もこんな道が続くんだね。明日は600mもの標高差進むんだよね。
舐めていたよ、グレートウォーク。
美しいだけじゃない、体力をも試される体験。
どうしてこんなに辛い思いをして山に登るのか。
それは自然が与えてくれる恵みを目にすることにある。
そしてこの思いを体験するため。
山の不思議なところは持参できるものは限られ、最小限のものしか持ち歩けないのに、それが十分であると感じられるところ。
自分の荷物が少なくとも自分が豊かであることを実感させてくれる。
自分の身を守れる十分な量だけ持っていれば安心と認識できるんだ。
都会や人に囲まれているとつい不十分な自分ばかり気になり、不安と不満が募る。
しかしここでは違う。
本来の豊かさを理解できる。
本当、人の気持ちは自然にいるだけでこんなにも大きく変化できる。
それを思い出したくて、今一度教えてもらいたくて、私たちは山に向かう。
だけど最小限と思い詰めた荷物がこんなに重いとは・・・・ね。
こんな道、見つけるたびに心が折れるが足は前進。
「ハットが見えたっ!」
ミーアの声。
「えっ?」
教えてもらったほうを見ると建物が見える。
写真でいうと左側の小さな白い屋根。
嬉しいっ、やっと到着するのね。
「ハット見つけたら足が速くなったね。」とミーアの突っ込み。
そうよっ、なんといって単純げんきんな私だから。
ゴールが見えれば隠しエネルギーが流出する。
しかし歩いているうちに見えていた場所にハットの姿は消えた。
「あれって幻だったんじゃないの?」
疑う私、首をかしげるミーア。
「幻の喜びなら与えないでよ。」とミーアに当たり、彼も苦笑。
隠しエネルギーは再び隠れ、速度は重いバージョンに戻る。
しかし幻じゃなかった。
道は車が通れるほどの砂利道となり、看板まで出てきた。
オーマイガッ!
ここからハットまで6分ほど。
さらに驚いたことは
えっ?
逆に進めば駐車場があるの?
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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