ちょっとずつ空も明るさを増す。
ゆっくりとした上り、草生やす岩山に囲まれいる。
左右に岩山でなんだかすごい景色だけど、このごつごつ感、知っている気がするぞ。
ありがたやぁ整備された道。
そして道は平地となる。
ひとたびの平和な時間。
この先、登らなくちゃいけない山は目の前に見えている。
「なんだかさぁ、この景色知っているんだよねぇ。」
思いが募り、言葉になる。
するとミーアから納得の一言。
「ここロードオブザリングの撮影で使われた場所だよ。」
さらに私たちが周回しているナウルホエ山は悪役の目であるサウロンが住む山だったらしい。
あぁーそういわれて周りを見れば本当にそうだ。
岩が作り出すごつごつ感とか確かに戦いの場面で見覚えがある。
でもそうなると昨日、お顔を見せてくれた山の神様が悪役担当になってこと?
なんだかかわいそう。
昨日のコース序盤はタラナキフォールトレッキングと同じ道だったけど、そこを過ぎたらほとんど誰にも会わなかった。
しかしここは人が多い。
早朝にも関わらずトンガリロ・アルパイン・クロッシングの人たちの数が増えてきている。
彼らは1日ハイキングなので荷物が軽い。
私たちを見事に抜いていき、そして姿が見えなくなる。
周辺は草が生え、水がある。
私たちは作られた橋の上を渡るので濡れることはないけど、乾いた川を沢山見た昨日だけにちょっとホッとする。
赤茶で、なんだかおどろどろしい、仕方ないサウロン住む山だから(山の神様ごめんなさい)。
人は徐々に増え始めたがまだ列をなしているわけではない。
でも1日で5000人でしょ、絶対その波にのまれたくないんだけど。
一番人が多く利用するバスは7時半-8時半に到着するバスとのこと。
だからそれまでには山の中腹ほどには言っている必要があるといわれたけど・・・無理だな。
昨日、美しい夕日を見ることができた。
当たり前だが太陽は逆から上りそこには大きな山がある、太陽の光はまだここには届かない。
しかし雲からの光は届き、私たちが来た道を振り向けば朝の始まりをしっかりと感じる。
このゴツゴツした場所で戦いが撮影されたのか。
この歩きやすい道がずっと続くことを望む。
しかし先に広がるは山登り。
Isiteでもらった地図でもわかっているし、ミーアの3Dマップからも承知。そして現実からも理解を深める。
橋が終わり砂利道になる。
途中、ソーダスプリングとちょっと気になる看板を見つけた。
道から外れていて戻ってくるのも面倒なので行く気がない。
さぁ平和な時間は終わった。
行くしか・・・ない。
真実
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
プロフィール