少しずつでいい、進まないと。
一気に標高が上がった、さらに道は斜めで滑りやすく傾斜もきついし、石ころがバランスを崩させる。
荷物の軽い1日ハイキングの人も私と同じほどのスピードになっている。
たまに抜くこともある。
誰だってきついんだ。
でもそんな中歩いてきた、そしてやっと道がフラットになった。
頑張った自分、景色がすごい。
後に引けない状態が前進だけに集中させ、そしてご褒美くれた。
でもなんだか信じられない、こんな素晴らしい景色を生で見ていること。
相変わらず高所で怖いけど、自分にわからせるためにもっともっとと目を凝らす。
そして見えてきたもの。
うんっ、あの小高い山が上りの最後だね。
3Dマップでの確認も同意見。
「すげぇ~」
日本が聞こえてきた。
そういえば上りの途中、日本人らしき若い男性3人組を見かけた。
ただこの国にはアジア人が多いから、「もしや日本人?」と思っても挨拶は英語になる。
それで「あっ、やっぱり日本人じゃなかった」ということも多々ある。
ただ久々に聞いた日本語、自然と耳に入ってくる言語。
彼らはちょっとした岩場に座りお湯を沸かしている。
カップヌードルタイムかな?
ミーアと二人で記念撮影していたら3人グループの女性がこっちを見ていた。
「撮ろうか?」と言ってくれたのでここでは遠慮なくお願いした。
「私たちも撮ろうか?」
「いい。」
彼女は断ったけど、友達からお願いされ、写真を撮らせてもらった。
こういう時はなんだか思いが通じるものだよね。
私たちもよく経験がある。
さぁてゆっくりした。
あの小高き丘へ行こう。
丘が近づき横を見れば、赤い山。
うわぁ迫力あるぅ。
確かにサウロンの山だね。
ここがレッドクレーターと呼ばれる場所だと思う。
本当に赤い。いかにも「私、活火山でございます」と教えてくれているよう。
窪みがすげぇ~
道に変化が生まれ、小石が多い。
また灰が多いのか足が沈む。
左右に何もなく風が体を揺らす。
思っていたよりも楽じゃない。
そして到着頂上。
風が強いせいか案内板は倒してある。
下で写真を撮ってあげた3人組に再び写真をお願いされ、快く承諾。
しかしここのスペースは決して広くない。
何も邪魔せず、狭い場所で風を浴びている。
ただこんな場所で笑顔になれる自信のない高所恐怖症の私は写真をお願いすることは避けた。
ただすごいよ、絶景。
美しいと思うと同時に下を見て気落ちする。
怖いっ。
そして進む道を確認。
ゲゲゲ・・・・
ジェジェジェ・・・・
ここ下るの?
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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