これから下る道、改めて写真をもう一度。
写真だと3Dの傾斜などが伝わりにくいのが本当に残念。
最後の上りは怖かった。
荷物重いし、お尻痛し、風に飛ばされるし。
でも一番の恐怖はここにあった。
今回のグレートウォークで一番怖ったのがここの下り。
これ知らない方だけど良いショットなのでここでご紹介。
この写真の右側、ちょっと砂埃がたっている場所を私たち下っていきます。
まずどこを歩けばいいのかわからない。
道だって狭いし、さらに滑りやすい。
風と荷物が簡単に私のバランスを崩す。
まじ怖かった。
「どの道、いったらいいかわかならい。」
真剣に降り方がわからなかった。
少しでも足を動かせば滑る。
「絶対滑るんだよ、だから気を付けて岩を見つけてそこを支えに進むの。」
「怖いよ。」
「僕が先にいく」
ミーアは本当に心強い。
ゆっくりと進む彼、同じ道を行く私。
亀以上ののろさ、構うものか、安全第一。
前を歩いている人も同じくらい。
余裕こいて早く歩きコケる、滑る人が後を絶たない。
私は絶対あぁならない。
コツを掴んだミーアの足取りが軽い。
「待って」
本気で叫ぶ。
風も強くて簡単に流される。
すると余裕こいたミーアがバランスを崩す。
隣はすぐに絶壁、体が斜めになり崖へと傾いている。
どうにかバランスを戻したものの、私も彼も冷や汗もの。
だから怒る。
「気を付けて降りて」
本気で怒る。
私だって足を滑らせている、でも慎重だから滑りはさほど大きくない。
最初は傾斜に斜めに足を置きカニ歩きで横向き歩行だったけど、ミーアに修正され、前を向いて砂地に沈めるように降りるに変更。
道が徐々に広くなる。
それでも傾斜がきついから正面向いて降りるのは怖気ずく。
隣を見ると「どうしてその恰好でその荷物で、そのシューズでここにいる?」と街ブラ軽装女子発見。
その子もこちらを見ている、きっとこう思っているのだろう。
「どうしてこの人はこんな大荷物?」
彼女の歩は私と同じ。
彼女は私の隣で二回こけ、手を擦りむいたらしい。
最初は気づかなったけど、ティッシュで手を拭いたので気づいた。
この子、多分、これからもコケルよね。
その度に汚した部分、直に地面に触れたらばい菌とかも気になる。
先ゆくミーアに止まってもらい、彼の場所へと行く。
「あの子にバンドエイドあげようかな。」
余計なお世話かなと思うけど、困っている人を前に何もしないほうが後で後悔する。
「あげたければあげれば。」
彼女は進むも相変わらず滑り、バランスを崩して、止まる。
なんだかお節介なおばさんになった気もするけど・・・・。
よしっ、バンドエイドあげよう。
リュックを下ろすのは面倒なのでミーアに取ってもらう。
リュックの一番上に入れておいてよかった。
「excuse me....」
声をかけるとずっと彼女もこちらを気にしていたので分かったようだ。
「バンドエイド使いな。」
「ありがとう、後で使う。」
それじゃぁ意味がない。
「今、貼ってあげる。」
彼女の手を見ると広範囲にわたり細かく切れている。
手の平用にと四角いバンドエイド出してけど、覆いきれないなぁ。
とりあえず一番ひどい場所に貼る。
「もう一枚いる?」
「大丈夫。」
汚している部分がテープに触れてしまった場所もあるけど砂からは防げるよね。
大部分覆えたし、彼女もOKと言っているから大丈夫だろう。
自分も安全に下りを続けることにしよう。
湖が近づいてきた。
ふぅ~地球。
Rotorua smell、近くづくと硫黄の匂いがしてきた。
温泉になっているぅ~。
近くで別の丘に登っている人もいるし、湖周辺を歩く人の姿、みんなチャレンジャーだなぁ。
温泉が近づくと道幅が一気に狭まる。
怖さ隠して前進前進。
小さな湖と大きな湖の間は特に人が多い。
「近くにいって、触る?」
「行かない、さわっちゃダメって言われたよ。」
あっ、じゃぁ触っている人たちはダメな子たちねと自分を禁ずる。
周りは湯気も上がり温泉地気分。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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