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キャンピングカー旅NZ2019-11日目-066

user image 2020-01-29
By: truth
Posted in: ニュージーランド

互いに見張りは付けていたものの、幸い誰も来なかった。

心も体もきれいさっぱりしたところでハットへ戻る。

 

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やっぱり怖いな、この道戻るの。

 

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奥にちょんと見えるのがハット、道なんてないように見えるでしょ。

それくらい細くて、わかりづらいのよ。

 

私はやっぱり凹み部分が怖くて渡るときに恐怖でバランスが崩れてしまう。

 

「こうやって渡るんだよ。」

 

自分の目的場所にラインを描き、そこだけを目指して渡るらしい。

確かに私は怖い凹みにばかり気を取られてしまっていた。

 

次の凹み部分でやってみると自信も生まれ、うまくできた。

 

なんだか運転と似ている。

 

自動車教習所に通っていた時、いつもカーブで近くばかり気にしていた。

遠くを見るように指摘され、運転が断然楽になった。

 

人生も一緒かな、今の辛さだけ見ていると押しつぶされそうになるけど、先を見れば心が軽くなる。

いろんなことがつながっている。

 

これも瞑想にて解放する必要アリだな。

 

 

 

 

私たちが滝に行くのは誰にも言わずに行った。

 

0571.JPG

 

「どうだった?」

 

でもハットに戻ってくるとすぐに聞かれた。

 

「すごく気持ちがいいよ、体も洗えてすっきり。」

 

皆の目が変わった。

この感想から彼らも行くことを決めたらしい。

 

癒された体をさらに癒そう。

自分たちのベットへ行き、ミーアはMP3を聞きながら、私は何もせずに互いにマッサージ。

 

荷物の整理をしていると虫さん現る。

 

0572.JPG

 

帽子で覆い、外に連れていく。

室内より外のほうが楽しいでしょ。

 

まずはミーアをマッサージ。

するとオランダの子が来て「フットマッサージ、いいねぇ」と言って立ち去る。

 

全身マッサージをしてもらい気持ちよろしミーア。

20分のマッサージを終えて私の番。

 

始まってすぐオランダの彼女が戻ってきて会話になった。

どうやらニュージーランド旅行を終えた後、3月下旬から日本に来るらしい。

 

「いい時期じゃん、桜が咲くときだよ。」

 

「それを狙っているの、桜を追って旅したい。」

 

マッサージがおろそかになり3人で話し、彼女が再び部屋を出ていく。

 

 

 

 

「後5分で終了です。」とミーア。

 

「えーっ。」

 

マッサージ感じた覚えなし。

改めて最初からお願いします。

 

マッサージも終わり、べランダでミーアとリラックス読書タイム。

 

確かにベランダは昨日のマンガテポポハットより小さい。

しかし滝に遊びに行ったりできるせいか、さほどうるさく感じず、上手に時間を潰せている。

 

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こう状況がいいと次なるハットでもうまく過ごせそうな気がする。

もし明日、ハットを利用せずにコースを終えたとしても、終着点であるワカパパビレッジに戻れるのは夕方となる。

 

だからそれ以降の移動だって疲れていて大変になるだろう。

ミーアは既に予定通り明日は3時間コースでハット利用と決めているらしい。

 

私の悪い癖の1つ、決められずグズグズ悩む。

自分の決断よりもつい両方を天秤にかけて、お得だと思うほうばかり気にしてしまう。

 

後悔とかラッキーとかに流されしまう。

気苦労って自らの欲から生まれるんだろうなぁ。

 

ここに来て初めて気づいたこと。

3泊4日もシャワーに浴びれないとオイリーになる髪も自分の体の匂いももっと気になると思った。

 

しかし実際来てみれば、今日は川で体を洗えたし、もし無理だとしても臭いのは私だけじゃない。

みんな臭いんだ。

 

レンジャーに至っては8日間、シャワー浴びられないんだぞ。

8日間だ。

 

そう思ったら匂いを気にするグッズそんなに持ってこなくてもよかったんじゃなかろうか。

こうして必需品を詰め込んだと思われる重たいリュックから実はいらなかった品々が頭に浮かぶ。

 

 

 

 

5時半となり夕食タイム。今日もカップヌードル、チョリソーは半分こ。

 

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毎日続くと飽きると思ったけど・・・・飽きないんだなぁ。

ありがとう、日清。

 

ヌードルをすすりつつ「もしかしたら荷物はもっと軽くできたんじゃないか」会議が始まる。

今更気づいたいらないもの。

 

サプリメント、化粧水やクリーム、さらには水のいらないシャンプーなど入れ物ごと持ってきたけど、小さな容器に詰め替えて持ってくればよかったんじゃない?

だって実際の利用は4日分で全部は使わないものね?

 

ついつい大した重さじゃないと思ってけど"塵積って山となる"。

多分、これだけで1kg近く軽減できたかも。

 

夕方になるにつれて人は増えたけど、まだまだベットは空きがある。

テントはちらほら。

 

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7時になり今日もミーティング。

昨日のように自己紹介タイムかと思いきや、今日は周辺や天気情報のみ。

 

ちょっとシャイ、でも優しいレンジャーの人の好さが伝わってくる。

そういう人、大好き。

 

ミーティング後、トイレから戻るとミーアがレンジャーと話していた。

 

「真実も食べる?」

 

ミーアが手に持っていた小さな粒を口にするとほのかに甘く、青い味がした。

 

「ベリーの種類?」

彼女に聞くと「そう。」

 

私は彼女がミーアに紹介したのだと思った。

しかし実際はミーアが周辺にこの実があって気になり、彼女に聞いたものらしい。

 

なら食べなきゃよかった。

 

昨日あまり寝られなかったこともあり9時前には眠さに襲われ、就寝。

しかしオランダの彼女は私たちが寝ているにも関わらず、通常ボイスで話すから部屋に響き渡る。

 

一緒に話している人は小声なんだけど、多分、いろいろと気づかないのかな。

まっ、昨日に比べればうるさい声は一人だけ、話している相手が気を使い、早々に話を終えてくれて、また静けさが戻ってきた。

 

体の火照りを取ったせいかすぐに寝落ち。

夜中、いつも通りトイレに起きた。夜空には無数の星、よっしゃ~。

 

でもなんだかもっとすごいの知っている気がした。

 

真実

 

 

 

 

 

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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