2月12日、浅い浅い眠りの中、時間を確認すると4時半。
まだ真っ暗。
とりあえず芯から寝れずとももう少し横になっておこう。
もうそろそろかな、5時25分。
ミーアにも伝えると彼も眠れぬ夜だったらしい。
私たちの部屋ではまだ他の人は起きてはいない。
ここで荷物づくりをすると迷惑かと思い、寝袋引きずりながらすべての荷物をダイニングへと持っていく。
すると予定通りアメリカ人カップル、イスラエル人男性、オランダ女性の姿が。
彼らも同じようにここで荷造り。
周辺はまだ薄暗くナウルホエ山は傘被り。
ルペノフ山に至っては雲に覆われ、その姿が確認できない。
ここには小さな鏡が設置されている。
自分の顔見てびっくり。
なんだこのむくみ方、史上初じゃないか。
むくんでいるとは思っていたけどパンパンもパンパン。
生まれたてのブルドック状態。
こんな顔で皆と挨拶を交わしたと思っただけで恥ずかしい。
はぁやっぱり私の見方、ヴェロッカさえあれば、ちゃんと寝られてもう少しマシだっただろうに。
朝食としてティー、ハニーブレットを頂く。
はちみつを小瓶に入れてきておいてよかった。エネルギー不足の時の甘いものは本当に人を救う。
こうやって実感につながるとミーアからも感謝される。
今後、連泊ハイキングをするときは荷物を軽減するよう小分けパックにして、不要な寒さ対策着は持ってこずといろいろ検討するも、必ず持ってくるべきものが見つかったような気がする。
食事の間、徐々に周辺が明るくなる。
ルペノフ山もちょっと見えてきたぞ。
6時半オランダの子が出発し、それに続き皆も出発。
6時53分、空が明るくなり私たちも出発。
階段を上り、朝日はハットの向かいから上がってきた。
ってことはしばらく背に太陽を浴びながら進むことになる。
今日は15.4kmと一番長い距離ではあるもののなだらかな道、予定所要時間5時間45分。
それでも登って下って高低差は200m近くあるんだけど。
希望としては昼過ぎにはワカパパビレッジに到着したい。
ルペノフ山、ナウルホエ山に挟まれた歩きやすい草原道を行く。
これが面白い。
今からの3枚写真続けて見てみて。
わかる?
雲が綱となり繋がっているよう。
ルペノフ山からナウルホエ山へと巻き付いた龍の飛び跡の如く。
素敵な絵、不思議な世界。
朝の気、ありがとう。
気温が徐々に上がり雲の綱は切れた。
ハットには周辺マップがあり、近くにヒステリックハットがあること。
看板からしてあの森の中らしい、とりあえず行ってみるか。
道の途中、見覚えのあるイスラエル人男性のバックパックが置いてあった。
あぁー、彼らも向かっているね。
ハットが見えた時、彼らに出会った。
どうやらアメリカ人カップルと一緒に行動しているみたい。
赤く塗られた掘っ立て小屋。
えっ、これが?と思っちゃった。
歴史の浅いニュージーランドは後世に残そうといろいろ頑張っている最中です。
ここは1904年に作られた。最初は温泉で癒されるための建物だったが、次第にスキーをするためにも利用されたらしい。
中は非常にコンパクトでスキーをしている昔の人の姿は防水などなさそうな普通の服だった。
「これなら濡れちゃうよね、でも昔の人は昔の人で工夫をしていただろうね。」
「うん、レザーにオイルに塗ったり、重たいけど丈夫だよ。丈夫だけど重たい。
ゴーテックは軽いけど壊れやすい。壊れやすいけど軽い。」
へぇ~。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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