「こんなはずじゃなかったでしょ。」と声を変えてきたカップルはここでランチタイム。
確かに景色が良い場所だ。
後、わずかと思って見上げたあの道
見たことあるこの景色。
実はここタラナキ滝の上。
そっかぁー残りのコースはタラナキ滝コースと同じ道を行くんだね。
残りは知っている道、そこを通ればワカパパビレッジに到着となる。
どうりで途中から周辺のコースがタラナキ滝コースに似ていると思ったわけだ。
そう思うと足取り軽くなる。
雨から離れ、気温も上がり、びっしょりパンツも乾き始めてきた。
残念ながらここからタラナキ滝を見ることができない。
以前は上から滝底を覗いたけど今日のような荷物の重さと疲れでそんな体験はしようとは思えない。
橋の上まで来ると空も少しずつ明るさを増してきた。
やっぱりここは美しい。
疲れながらもいろんなことが頭をよぎる。
創造主が教えてくれた通り何事にも変えられない素晴らしい体験だった。
荷物は重くて何度も心折れたけど、次回からは多分一人5kg減を目指そう。
それに繋がる多くのことを勉強したし、これからも活かしたいと思う。
初日のハットに到着した時はもう二度と挑戦するつもりはなかったけど、次のコースへの興味もわいてきた。
昨日、ハットには他のグレートウォークパンフレットが置いてあり、二人でいろいろと見てこれからについて話をした。
そして思う。
「多分、今回の旅行が人生で一番大荷物を背負ってハイキングした日になると思う。」
「そうかもね。」
彼もまた次のコースへと意欲を持っていた。
ハイキングは面白い。
辛くても辛くてもやっぱり私たちに自信を与えてくれるし、多くの魅力を与えてくれる。
だから一度、その良さ知っちゃうと、ついまたと自然の中へと戻ってきてしまいたくなってしまう。
歩きやすい草原道。
たまに水たまりがあるってことはやっぱりこっちも降っていたんだな。
あんなに悩まされた雨なのに今は青空だって広がっている。
すでに私たちのズボンは「何かありましたっけ?」てな具合にしっかりと乾いている。
乾いた景色はもうここにはない。
そして森へと入っていく。
雨の時にあれだけ待ち焦がれていた森。
風景が変わるありがたさをヒシヒシと感じる。
「トイレしたいな。」
ミーアの一言。
だけどこの辺はもう人も増えてきた。
でも山を歩くとマーキングのようにトイレしたくなる私はミーアの気持ち、ちゃんとよくわかるよ。
「周りを見ていてあげるからしていもいいよ。」
「ううんっ、大丈夫、あと500mだから。」
どうやら私の後ろで3Dマップを既に確認済みで残りの距離を計算していたらしい。
ってか後500mなんだぁ、本当よく来たよく来た。
「森も抜けたしトイレしなよ。」
ここなら前後がよく見える。
「先にホテルが見えたから大丈夫?」
えっ、うそっ?
本当に終わりが近づいてきているんだ、今はそれが嬉しく感じられる。
あっ、本当だ。
私にも見えたホテルの姿。
車の姿。
誤って行きに来てしまった出口に到着。
イェーイ、ばんざーい。
駐車場に戻る途中、Iセンター前のトイレにミーア立ち寄る。
この時、12時13分。
見事昼過ぎに戻ってこれた。
そして最終日に初めて予定所要時間の5時間45分より早い5時間20分でのゴール。
「雨が降って、休憩がないと早くなるんだね。」
確かに。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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