案の定、戻ってきたミーアから一言。
「イギリス人が話しかけてきたの。
冬の間はニュージーランドに来て旅して、僕たちと同じ生活をしているらしいよ。
「夜、時間があったらまた話してくれたら嬉しいよ。」って言われた。」
「どうぞいってきてください。」
寂しそうなミーア。
彼は人がいいのか、格好つけなのか、他人だとなかなか断りづらいのか、頼まれた期待を裏切るのが苦手。
いずれにしても私に迷惑をかけられるのは御免。
「ただし、夕食時とかこっちの状況を変えてまでいくのはやめてね。」
「うん、わかった。」
「夕食後、私は杖の練習がしたいからその時、どうぞ」
「ずるい。」
「なぜ?」
彼は人と話したく、私は杖の練習をしたいのだから一石二鳥じゃない。
「僕だって杖の練習がしたい」
まぁどうするかは自分で決めてくれ。
ミーアの話から行くと話した人の隣のキャンパーがもうすぐ移動するらしいとのこと。
そっちがフラットでお勧めということもあり、4時過ぎ彼らが移動した後、そそくさと私たちも移動。
うんっ、こっちのほうが確かに場所がいい。
日記を書いて、今日の食卓に並ぶ予定のポテトの下ごしらえをした後、瞑想タイム。
お腹の調子が悪いと気分が凹む。
そのせいないのかちょっとした心配な気持ちが生まれていたのでそれを解放したい。
お腹痛いからのちょっとした心配・・・ではなかった。
それは前回から引き続き自らを我慢させたり、リミットを外したいのに外すことにより恐怖心が内側からあふれ出たものだった。
新しいものにチャレンジしたり、自分を変えるのはそう簡単じゃない。
だから楽なほうへと選びたがる。
いままでもままでいいじゃん、取り外すことはないじゃん。
私はどこかで自由を見つけると自分の中のリミットを探し始める。
自らが作るリミットを見つけると不安になる。
これを繰り返し、徐々に解放する。
昔から突如不安に襲われることがあった。
旅行中、休業しているお店への不安。自由になりたいとお店を手放せば手放したという不安。
現代社会、お金のシステム、自由にやっている自の将来。
瞑想で自分を落ち着かせ、変えても不意に不安に襲われるんだよね。
それってやっぱり不要な目標、不要な制限で自分を縛り付けているんだ。
「すべてのリミットを解放できるほど、純粋ではない。でもゆっくりと自分の方法でとっていけばいい」
そう教えてもらった甲斐あって胸にあった不安はとれたし、その理由もわかった。気づいて少しずつとっていけばいいだけのことなんだ。
時間はまだ17時10分。
今後、向かいたいハイキングコースについて調べてみようかな。
なんとっていも今日は失敗したからね。
カランガハケ峡谷ヒストリックウォーウエイ
(Karangahake Gorge Historic Walkway)
ここは昨年も行き、その面白さに虜になった場所。
青蛍も見られて、採掘跡などたくさんのエンターテインメントが用意されているにも関わらず無料のコース。
前回は短いコースを行き、その時に川沿いに続く別のコースを見つけて気になっていた。
カランガハケ峡谷近くのDOCサイトから4時間で出来る周回コースを見つけた。
さらにここのキャンプグラウンドも評価が高い。
よしっ、いいとこ見つけたぞ。
5時半になり夕食準備。
お湯につけられたポテトをザルにあげ、水分を切る。
チキンは唐揚げの粉に混ぜる。
そして互いにフライ。
あっ、ウサギ発見。
大丈夫、君は食べないよ。
ニンジン添えて
ディナーの完成。
キッチンが狭くふた口コンロも狭いので熱がフライパン全体に行き渡らない。
ちょっぴりしなり気味。
キャンパー料理、まだまだいろいろと研究しないと。
それでも文句を言わずに食べてくれるミーアは優しい。
ビールを飲んだけど、ここでだるくならずに頑張って杖の練習。
ミーアも話ではなくこちらを選んだらしい。
テレビを見ながらお疲れ様ワイン。
なんだかんだといろいろあり疲れた体、10時半におやすみなさい。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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