燃えるぜ、やる気だぜ、今回は逃げないぜっ!
心に3つの誓いを立てて一年ぶりにチャレンジ。
トンネルの中のもっと奥へと続く別のトンネル。
真っ暗で何も見えない。
昨年は1つのライトで二人の足元の照らしながら進み、途中、半泣き状態で諦めた私。
しかしミーアは楽しんでいた。
今年は私も楽しみたいと意気込んでいるのだ。
ワクワクミーアとドキドキ私、互いにライトを持って進む。
怖くないと自分に言い聞かせ奥に進む。
地面には水がまり、後ろを振り向くとこんな感じ。
最初はいいのよ、最初はいい。
外から照らされる明かりと足元を照らす光で安心感がある。
しかし道はうねり後ろからの光がなくなる。ライトを消せば真っ暗。
ちょっぴり寒さを感じる。
不安がよぎる。
私、一人では電気を消して寝られない暗所恐怖症でございます。
恐怖から六感が暴走し、何かが自分に触るのではないかという恐怖に見舞われます。
それでもがんばります。
がんばるんです。
今日こそはミーアの期待に応えて、自分の好奇心も満足させるとばかりに。
洞窟が二手に分かれるところにくればもう真っ暗も真っ暗。
「どっちに行くの?」
すでに少々パニクリながらミーアに聞く。
「以前もここ来たよ。」
冷静な反応の中にワクワクが感じられる。
↓勇気をだして興味にクリック
「ライトを消して。」
そして二人でライトを消すといくらかの青蛍が見られた。
そうだ、以前もここで青蛍見たな。
「真っ暗にしてしばらく待って。そうすればもっと見られるから。」
えっ、でも・・・しなくちゃいけないんだよね・・・でも。
ミーアに話しかけると「シーッ」と言われる。
「どのくらい待つの?」
「数分。」
無理無理無理無理・・・・
無理無理無理無理無理無理無理無理無理
会話をしても小声だし、ミーアは会話よりも姿を現す青蛍に気を取られている。
そして私の好奇心が恐怖の波にのまれた。
息が荒くなる、っていうか過呼吸気味になりパニックを起こす。
「もういいから、戻ろう。戻ろうよ。」
「僕は行く。」
行くって何?
「もっと奥まで。」
そしてキメの言葉を放たれた。
「戻るなら一人で戻って。」
ガーン、ゴーン、グーン、ビシャッ。
潰れた私の自尊心。
私はライトを頼りに荒い息と震える心でトンネルと戻っていく。
またか・・・また失敗してしまった。
↓青蛍もいいけどこれもいいんじゃない?
そして入り口でミーアを待つ。
穴の入り口で私が立っているのを見て、不思議そうに人が通り過ぎる。
だから暇つぶしにガイド。
「この穴の奥、結構奥まで行けるよ。」
「今日はやめておくよ。」
「グッドアイデアだね。」
なーんて会話を交わす。
おひとり様青年にも同じ言葉をかける。
「うちの旦那も今、中にいるよ。」
すると彼は興味がわいたように中に入る。
あーっ、真っ暗中、青蛍見て急に誰かが来たらミーアびっくりしちゃうかなぁ、なーんて思っていたらライトの明かりが見えた。
現れたのはミーア。
「どうだった一人の青年が行ったでしょ?何か話した?」
「うん、すれ違って気づいたよ。」
「青ボタル見えた?」
「うん、すっごい見えた。」
「どのくらい奥まで行ったの?」
「同じ場所にいたよ。」
あれっ、話が違う。
聞けば私が戻った後も彼は動かず同じ場所にいたようだ。
静かにしてじーっとじーっと待っていたら暗さに目が慣れて、少ない光も拾うようになったらしい。
また静かにしているほうが青蛍も活発に行動するらしい。
そして以前、ワイトモ・ケーブスで見たような満天の星空をを見ることができたらしい。
えっ・・・・そんなっ、私もそれ見たい。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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