片付けも終わり、準備しても一緒にビーチに行く気がしない私はiPadを開く。
喧嘩の名残を引きずっている。
何したいわけじゃない、ただ気持ちをそらしたいんだ。
どうぞ子供と呼んでください。
「行かないの?それが予定でしょ。」
「うん、しばらくしてからいく。ミーアだって私と一緒に行きたくないでしょ。」
「予定壊したのそっちだね。」
ドアをドーンとして出ていく。
どうぞ子供と呼んでください。
あまりにも一緒にいる二人、たまに離れたほうがいい。
特にこういう時は。
それでもここの海が素敵なことは百も承知。
少し気持ちを落ち着かせた後、私も向かう。
夕焼けも見たいしね。
3月中旬にもなると日の暮れも早くなる。
思えば久々の一人散歩だな、悪くない。
途中の川にも雲が反射、秋のセンチメンタル風。
ビーチに到着して、改めて白い砂浜
日差しがなくなりひんやり気持ち良い。
ビーチには誰もいない。
先に行ったはずのミーアすらいない。
どこに行ったんだろう?
喧嘩して別々に行くと選択したのは自分なのにちょっと気になってしまう。
気が変わって違う場所散歩しているのかな?
まぁいいやっ、それも彼の自由だ。
潮が満ちた後の忘れ物。
海藻たち。
泳いでいる時、足に触ると気持ち悪いんだよね。
残念ながら浜辺にあっても美しさを半減してしまう。
だからと言って、何もしない自分。
文句は言わず、見る場所変えよう。
空が浜辺に移る
いつ見ても何度見てもこの神秘さに心が揺れる。
全ての美しさを残しておきたい。
気づけばミーアのことも忘れ、写真撮影に夢中。
太陽が沈けば景色にも変化
素敵でしょこのショット。
気づけば太陽が沈み、暗さが増してしまった。
そろそろキャンパーに戻ることにしよう。
ライトも持っていないから暗い道を一人で歩いて帰りたくないし。
入り口へと戻るとやっとミーア発見。
川側の浜辺から姿を見せた。
言いたいことを互いに言い合う二人、時間がたてば気持ちも晴れている。
彼を待って話を聞く。
「川の方行っていた。」
「どうだった?」
「鳥に威嚇され、全然よくなかった。」
ロングベイハイクで威嚇してきた子と同じ種類だそうだ。
また子供を守ろうとしていたのだろう。
さぁ二人仲良くキャンパーに戻ろう。
牧場側の夕焼けも最高だ。
ミーアが準備していた映画をもう一本見て10時過ぎに消灯。
夜は結構寒いな。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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