翌朝、起きて気になるのはミーアの体調。
大丈夫かな?
しかし心配をよそに昨日とは違う彼の表情。
吸血鬼は卒業したようです。
ただ咳は出てティッシュが手放せない様子。
風邪っぴきだった時の私に習って聞いてみる。
「レベルいくつ?」
「今日は7。」
正午も過ぎてしばらく後、トイレ周辺の短い散歩から帰ってくるとなんと今度は違うキャンパーが止まっている。
あっ、入れ替え制で次のキャンパーがやってきた。
っということは、周辺にいる人たちも入れ替わり、私たちが昨夜から泊っていると気づく人もいないだろうと変な自信。
これならいいや。
今、来ましたみたいな雰囲気醸し出してみましょう。
と言っても、あえてキャンピングカーのドアを叩いて質問してくる人はいませんが・・・。
ミーアが上で寝ている間、ネットが見られる環境をいいことにPCで一人遊びです。
空もどんどん明るさを増してきます。
するとミーアが突然下りてきました。
何も言わずトイレへ。
シティ内でのフリーキャンプ場。
ネットでの評価は賛否両論です。
・立地条件が良くて使い勝手がいい・夜まで騒がれうるさい。
後者は困る。これがとても気になっていました。
ただ今日が平日であること。
また到着して分かったのですがトイレは夜8時半-7時まで閉鎖されます。
だからまぁ大丈夫かな・・・と。
ここは複数の駐車場が連なり、海沿いに面していない駐車場にはもっと沢山のキャンピングカーが止まっていました。
海沿いのうるささに襲われたらそこに逃げ込もうと決意。
ナショナルパークからタウポシティまで普通車で1時間半。
ってことは私たちは2時間半くらいはかかるかな。
なんせ安全第一、ゆっくり運転ですので。
今日は雲が高くて本当にいい天気だなぁ。
よっしゃぁ、着いたよ、丘の上。
うへぇ~、その先はまた違った景色。
丘の先を進めば再び下り坂が続き、次は森の中を歩く予定だったんだぁ。
ここで折り返しを決めてよかった。