ふぅ~、木陰が与えてくれる癒しの時間。
お散歩中にスペインの小さな商店(ミニコンビミ)を覗いてみたく入ったらお客は私たちだけでした。
私はそのまま出ようと思いましたが、気が引けたミーアは
「何か買わなきゃ。」といそいそムード。
そうそう、ミーアは変なところで気遣い屋さんなんです。
試食すると必ず買わなくちゃという気持ちなるらしく、出来るだけ避けて通る人。
今回も成田空港で試食の好物チョコをくれたにも関わらず、「大丈夫。大丈夫。」と言って一切手にしなかった。
スタッフさんは「食べるだけでも。」と気を使ってくれて今度は小さなチーズケーキもくれたのにこれも受け取らない。
「だって、買わないのに食べちゃ悪い。」
まぁ、とにもかくにも文句が言えるほど私たちの脳の働きと体力は蘇りました。
ありがとうっ、telepizza。
帰国前に立ち寄る際には再び、立ち寄ることなりそうです。
このままホテルに帰っても意味がないので、私たちの習慣であるスーパー探し。海外に行ったらまずスーパーをっ。
まるで合言葉です。
自炊することが多い私たちはスーパーを見つけることがとても大切。
さらにここ、空港近くの町だから辺鄙な町かと思いきや、全然そんなことはなく商店も数多く揃うれっきとした町。
安心しました。
コーラを受け取り、無事注文した安堵の中、よく考えてみます。
ピザにトマトスライス乗っていたよなぁ、私トマト嫌いだよなぁ。
「トマト乗っていたよね。」
「うんっ。」
「私、トマト嫌いだよねっ。」
ハッと、ミーアの身体が前のめり。
彼も頑張りながら注文していたからそのことを忘れていました。
急いでレジに戻りトマトについて聞いてみることに。
「半分、トマト抜きできる?僕は好きだけど、彼女嫌いなの。」