なんだかさみしいなぁ、すごく寂しい。
一泊しただけなのにテヘーダを離れることがさみしくてしょうがない。
車は私の思いとは別にハイキングコースに向かって進んでいきます。
なんだろうなぁ、こう思い出溢れたふるさとを後ろ髪引かれながら離れていく思い。
「なんか離れるのが悲しいんだけど。」
「相当、ここが好きだったんだね。」
うーんっ、どうなんだろうか。
確かに素敵な場所だったし、おばちゃんも良かった。
でも奥でうずめく私の気持ちは違うところに焦点があるみたいに感じるんだよねぇ。
道の途中で高台のようなものを見つけて停車。
朝早いこともあるのかな、他に人はいません。
登ってみるとまるで崖山を祀っているように十字架が。
本当、この国の人は信仰深い。
十字架のある広場の先の坂道が登っていけたので一人向かいます。
ミーアは広場で自分なりに楽しんでいます。
気持ちに潜む哀愁。
なんだろう・・・深く自分の思いを知りたがりの私は奥へ奥への自分の記憶をだどっていきます。
道を挟んだ崖には数棟の家。
そうして反対側には広がるテヘーダの町。
そうだっ、この思い、故郷を離れる時の気持ちに似ているんだ。
それもどちらかというとそれは喜びに満ちた旅路というよりもそこに若干の恨み、自分はこんな場所にいちゃいけない。
この場所がいけないんだという軽い憤慨の元、都会に向けて旅立つような。
でもすごく後ろ髪惹かれている。まるで村で浮いた存在になった自分の行き場所を探す旅に出るような。
でも不思議、私は東京生まれの東京育ち。
故郷を離れることなんてしたことないのに。
しかし父も母も田舎から東京の上京してきた身。
特に母は東京に身寄り無しで体1つでやってきた。
その思いや自分の過去世といろんなものが繋がっているのかな。
今回の旅では過去世と共に幼少期の様々なトラウマも浮上し、改めて解放へと向かっています。
それが影響しているのかも。
とにかくその出元がわかって良かった。
ミーアは何をしているのかと十字架広場に目をやれば・・・羊と一緒にいた。
鳴き声はしていて十字架後ろの崖山にいたことは知っていたけど、人も恐れず水を飲み来るとは。
もしかしたらミーアのこと、人とは思っていないのかも・・・納得。
さぁ哀愁漂い、気持ちにひとつの節目を迎えたところでハイキングに向かってドライブを進めていきましょう。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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