心が落ちているときはついついミスをしがちで、これがネガティブルーティーンを呼び込むもの。

まぁそこにこだわっていたもしょうがないとばかりに外に出てみるとお目当てのインド料理の看板を2階に発見です。

そっかぁー、エスカレーター動いていなくとも2階にはお店があるのね、っとエスカレーターを徒歩スタスタ。

なんでしょうねぇ、あれっ。

止まっているエスカレーターって歩きにくい。

上に着くとなんと二階には複数のお店が。

その中にお目当てのインド料理店発見です。

ナビは間違っておらず、ナビが指していたマップ、お土産店の真上にありました。

外にあるメニューを見てみると、モールが寂れていても値段はリゾート価格。

一人前のカレーとナンで10€はゆうに超える価格。

しょうがないよね。

モールの目の前にはリゾートアパートメントがずらっと並んでいます。

お客さんはいるんだもの、あえて安値にはしないとばかり。

並んでいる他のお店を見てみるとスタッフがすぐさま出てきて愛想よく対応。

「○○リゾートに泊っているの？」と目の前の豪華な建物を笑顔で指さします。

「違うよ、ゲストハウスだよ。」と答えると笑顔は引きつり、客にはならないととっさに判断した模様。

値段もしかりでリゾート価格。

一階にもいくつかのレストランがありましたがミーアのお目に叶わずアウト。

はぁ、こんな場所で食事は出来んっ！

手元にある残りの食材を頭に浮かべ、食べたほうが良いポテトが2つ頭に浮かびます。

「ポテト食べたほうがいいから作っていい？」

共にレストランに幻滅しているミーアから「うん。」とやっとの了承。

再びハイパーディノに戻ります。

チョコ売り場に行くとやっぱり値札の見間違い、気づいて悔しそうなミーア。

カナリア諸島に来てからたまに食べるウィンナーがお手頃価格で売っていたので、これを購入。

今日の夕食ゲットです。

またラパルマのレストランで飲んだビールを探し続けるミーアのお目にかなったものを購入し、宿に戻ります。

宿には若いカップルがテレビを大音量で見ています、イヤフォンなしで。

これにはげんなり。

私の嫌いなシチュエーション、他人のことを考えず自分のことだけ状態。

部屋に入ってもリビングに近い私たちの部屋にはばっちり音が漏れてきます。

だから、文句が始まる私。

「あぁ、この状態、真実嫌いだよね。」

ここの雰囲気が嫌いなミーアに、今置かれているシチュエーションが嫌いな私。

さらにミーアは私の文句を聞いてストレスがさらにたまる。

うーんっ、悪循環再び。

とりあえずカップルも今日は同居人、挨拶をして不満を隠します。

これから作る夕食を前にキッチンに向かうと横に階段を発見。

登ってみると素敵なテラスが。

テーブルもいくつかあり、解放された場所。

向かいのホテル、ショッピングモールも見えます。

ねっ、なんだか残念な状態でしょ。

建物の裏も崖山です。

ここでならリビングの音を気にせずおいしく夕食がいただけるかも。

心に明るさ取り戻し、さぁ夕食づくりといきましょう。

真実