テレスコープを目指して歩きます。
私、この風景知っているんだよねぇ、見たことあるんだ。
でもその記憶は当然現世のものではなく近い前世のものとも思えない。
思い出す、思い出す、歩きながらも目の前に広がる風景を全身で感じならが記憶を辿る。
あっ、これは物語の始まりの場面だ。
思い出された記憶から生まれた、または蘇った物語があります。
いつかは形にしたいと思いつつも、印象の強い場所が断片的に見つけられていて、まだ全体像に届いていない状態。
そういうお仕事をするのはまだ先の話だと創造主からも聞いています。
島の寺院で戦いを続ける陸地の姿をその時代の終焉と共に見ている。
その時の寺院の場所がまさにテレスコープの白く大きな建物で、青い空の下、赤土の上に草が生えた島の際で私達はそれを見ているんです。
その物語の一部がこうやって現実のものとなり私の目の前に広がっている。
すごく不思議な感覚。
私はスペインに対し、自分が生まれ育った事がある場所という強い印象を持っていますが、テネリフェはその地ではないことは既に教えてもらっています。
しかしカナリア諸島では私の記憶に近い光景を与えてくれ、記憶と感情と思いを蘇らせ、くすぶらせてくれます。
ここに旅に来た理由が分かってくる、固定概念の覆しは私の記憶の覆しであり、眠っていた感情の掘り起こしでもあったんだと思います。
歩きながらいろんなことに気づき、感謝の気持ちでいっぱいになります。
テイデ山を目指して歩いたコース、今ではその山は私達のうしろにそびえています。
いろんなことを教えてくれた旅がもうすぐ終わってしまう。
旅が終わるさみしい気持ちと共に旅が終わる安心する気持ちが交互に押し寄せてきます。
顔を上げてその風景を見れば、美しさに心を打たれシャッターを下ろす。
ミーアからは「二歩進んでは写真を撮る。といった感じだよ。」と笑われていました。
確かにブログで困らないようにと写真をこまめに取るようにとは心がけていますが、すべてを忘れずにとっておきたという気持ちがシャッターをきらせ続けます。
最後の道のりはちょっとした上り下りの波が生まれます。
土の色は赤く変化。
やはり進むたびに変化を続けるテイデ山の姿。
その向こうに広がる景色。
ハイキングが終わってしまう名残惜しさに、私の歩はさらにノロく、シャッターを下ろす回数はさらに増えるのでした。
真実
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
プロフィール