スティックを取り出し、長さ調整。
それにしても今日は本当に寒いなぁ、ついついスティックを持っていない手はポケットの中へ。
とりあえず暖を取ろうと持ってきたネパール製ウール帽子を被る、やっぱり暖かい。
ミーアは小ちい頃、学校で暖を取りたければ頭を温めることとうるさく習ってきたらしい。
だからミーアは私にうるさく教える、その甲斐あってこの方法で何度助けられたことだろう。
今回だって同様、頭から首元を温めることで全身が暖を取り戻す・・・がやっぱり手の末端は冷たい、今度は手袋持ってこよう。
1号のコンクリ道とは違う土砂利道ルート。
入り口から人の姿が、ミーアは一旦立ち止まり、人が過ぎるのを待とうとしたが後ろからもっと人はやってきて切りがない。
だからと行って先に進んでも必ず人が見えてくる。
今回は二人だけの時間を取るのはとても難しいことだろう。
川沿いの細い道を人と譲り合いながら進んでいく。
見えてきた琵琶滝看板
滝は道からそれてすぐの場所にある。
趣のある社があり、小さな滝ではあるが心落ち着かせてくれる御利益を感じた。
気持ちよく道に戻ると残念、ちょうど前にご婦人団体。
こりゃ、やられた。
賑やかで歩みはノロく、道を譲る気もなし。
以前、ニュージーランド旅でそれはそれは人混みの中、人を気にしない騒がしい声と行動に遭遇し、それはそれはストレスをためたが、今は出来るだけそこには目を向けないように心がけている。
状況は変えられなくとも、自分も気持ちは変えられる。
チャンスがあればその場から離れることも出来るわけだし、必ず終わりはやってくる。
すると自分の中で別のことに目を向け始めれば自然と心も穏やかさを取り戻す。
それにしてもこの混みようだけどね。
自らが人の文句を言っていて、自らが人の邪魔にならぬよう自分も気を付けなければ。
写真はササっと撮り出来るだけ流れを止めないようする・・・だから自然とピンボケが増えてしまう。
それにしても大名行列なハイキング、穏やか心がけながら、五感を通して知る現実。
小さな子供がスティック持ちながら進む、小中学生ほどの子が親と登る、低学年の友達同士がふざけて登る。
一人静かに、そしてカップル静かに登る人。
やっぱり半興奮状態で大声でしゃべりっぱなしのおばさん団体、4人以上の団体だから皆に話を聞かせようと他の人にもまで聞かせながら歩いている始末。
自然と一緒に人間観察。
まぁ人間観察はもともと趣味だから仕方ない。
たまに道を曲がった先に幸いに人がいない森の姿を目にする。
あぁー、これだと心が和む。
さらに人が多くとも自然が豊富な高尾山、木の根アートだってそれは素晴らしい。
生命みなぎるこの姿、やっぱり撮影せずにはいられない。
川沿いにちょっとした休憩広場がある。ここが目的のような人もいるようで、飯ごうで米を焚き、鍋で料理し、お酒で出来上がっている軍団もいる。宴会としてはなんとも贅沢な場所だ。
杉もたくましく美しい。
道の途中、ちょっと広場で休憩を取る人が多い。これをいいことに自分たちは休憩せずに先を進む。
するとちょっとだけでも前方に余裕が生まれ、自然と会話する時間も増える。
人の声が消えれば、鳥の声が耳に入り、カラフルな洋服が目から離れれば森の美しさはさらに際立つ。
静かに自然と向き合える瞬間、高尾山の本当に顔に気づける。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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