ガイドが指さす方向には車の侵入を防ぐゲート。
歩きなら行っていいのかな?
「大丈夫だよ。」というミーアの言葉を聞いてから中へ。
ここにはいくつかの古そうな小さな建物がある。
もしかしたらここにトイレはあるかなと見てもトイレではなく・・・。
やっぱりトイレはキャンパーのを利用するしかないね。
キャンパートイレは自己清掃になるので、もし他にトイレがあればそっちを使いたかったんだけど・・・。
まぁしょうがない、ないものはない。
ゲートを超えるとゴーっと響き渡る音。重低音が心臓にも到達するようなすさまじい音。
下を除くと川の純粋ないろと何やらパイプから流れてきた黄色い水がぶつかり合い、奇妙な二色カラーで下流へと進んでいる。
川のもとをたどればそこには滝が。
綺麗っ!
周辺には私たちしかいないのに人の声が聞こえる、どこから聞こえるんだろう?
声の聞こえる方へ目を向けるとカヌーやっている人がいる。
一人の頭にはカメラが乗っている。
彼らが私たちに気づくまではそのまま漕いでいた、しかし私たちを見つけるとこちらばかり気にして漕ぐのを止めた。
「禁止エリアでやっているからじゃない?」
私は気づいていなかったけど、後で教えてもらった看板を見ると確かに禁止エリア見たい。
一人は陸へと上がり、もう一人はゆっくりだけど川で漕ぎ続けている。
周辺探索を終えてキャンパーに戻るとすごい睡魔が襲ってきた。
ミーアは仕事をするというのでちょっとお休みすることに、3時14分、4時に起こしてといって、浅い眠りに入る。
しかしいつになってもお声はかからず、さすがにもう1時間は過ぎただろうと尋ねると「あっ、ごめん4時40分だ。」
まぁ時間が過ぎていると感じながら何も言わなかったのは自分のせい。
お昼寝を終えるとラフティングツアーの人の姿はなく、他に2台のキャンパー。
人が多すぎるとうるさくて嫌になるが、自分たちだけならなんだか心細い。
それに騒ぎ立てることなく自らの時間を楽しんでいる様子。
多少の類ともが増える分には心強く、不安も吹っ飛ぶ。
ちょっぴり仕事を行い、時間は5時半。
そろそろ夕食準備を始めよう。
始めたばかりのキャンパー生活、久々のフリーキャンプに不安を感じながら二人の息が合っていない。
キャンパー内は狭い、なので二人のイラつきが募り喧嘩が勃発。
そんな中での料理作り、鶏肉を骨から外しチリコンカンペーストで味をつける。
トウモロコシを茹で、キャベツを千切り。
どうにかで来たぜっ。
まぁそのうちパターンも見つかりこの状態にも慣れてくることだろう。
ミーアはビールで私はワイン。
私の体はワインを欲していたようでそれはそれはお替り三昧。
最近お酒は日本では飲んでも週に1度か二度程度、本当少なくなったものだ。
しかしニュージーランドに来ると生活パターンが変わるせいかよく飲む。
それがキャンパー旅になるとさらに良く飲む。
LPガス缶が空になったので交換を行っていると別のキャンパー女性に出会い小話タイム。
「ここは自然も多くて気持ちが良い、また良い天気ですね。」と私。
「本当に。この先に歩いて行っていたんだけど途中まで行って引き返してきたの。」と彼女。
「私と一緒だ。」
「あなたたちのキャンパーなら小さいからさきまで行けるわよ。道が周回になっているわ。」
「そうなんだ。でも夫が砂利道進みたくないって言うから。」というとミーア登場。
「そうそう、砂利道嫌なんだよね。」
「キャンプ場先で曲がってまっすぐ進むとパワーステーションがあるわよ。」
「そうなんだ。」
「一緒に行く?」
「大丈夫、ググってみる。」それから細かい道を教えてくれた。
「明日行ってみるね。」とお礼を言って別れる。
このくらいの会話が私たちには調度良い。
夜には川の音だけが響き渡る。
夜はゲーム、お昼寝をしていないミーアは疲れたご様子。
旅にでてから始めてのキャンパーベット。
慣れない手順に再びひと悶着。
しょうがない、それでも二人は二人でいることを決めているんだから。
9時45分就寝。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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