適当な空き地を発見。
道沿いの草木に覆われたスペース、ここなら車が隠れ平地だったのでミーアはここを指定。
しかし、車を停車するとスズメバチが周辺を飛んでいることに気づく。
数は増え、彼らは威嚇体制。
「こんなにスズメバチが多い場所に泊ったことある?」
とりあえず我が山男に聞いてみるが曖昧返事。
運転に疲れたミーアはここでの宿泊を提案してくるが、私はOKと言いつつも不安がぬぐい切れない。
その様子を見てミーアから確認の一言。
「ここ泊まりたくないの?」
ミーアが長い運転に疲れていることも知っている、さらにこの先どこにキャンプ場があるのかもわからない、だから同意したいけど・・・はっきりと自分の意見を言おう。
「私は他のキャンパーがいた場所に行きたいって言ったよね。こんなにスズメバチが多いところに泊ったことあるの?」
「ない。」と言われる。
その返事に私は再び不安顔。
するとマイクは怒って車を出発。
「どうしたの?」
「もういいよ。」
はぁ、疲れている上、先が見えないと互いに仲は悪くなる。
「道の途中に別のフリーキャンプ場があるからそこに行こう。」
??????
そんなの地図で見ていないし、教えてもらっていない。
「それどこ?」
聞けば私が探したフリーキャンプ場。
そう彼は勘違いしていた、私はちゃんと地図と詳細を持って彼に行きたい場所を示していた。
しかしなぜだか彼はその先にあるDOCのキャンプ場だと思っていたのだ。
はぁぁぁー、なんてこと。
だから地図で見たら近く感じられるのに、実際走るとこれほど遠いのだ。
ミーアは怒っている、私が告げた事実を聞いても、運転していても違う話をしても怒っている。だからついこっちも意地悪したくなる。
「何に怒っているの?誰に怒っているの?」
「黙って。ただ怒っているの。」
NZMCAのナビマップではフリーキャンプ場が表示される、しかしGoogleナビではそれが表示されない。そこでGoogleナビとNZMCAアプリを見比べなら標識のない細道を曲がる。
すると出てきた。
Cobb River - Cobb Damと地図上で表示されたキャンプ場。
先ほどのダムでの経験上、サンドフライが多いことは認識済み。
それにしてもここ汚いなぁ、細かいゴミや汚れたソファー、焚火の跡も無数にあり決して良い条件とはいえない。
しかしいろいろあって時間も既に7時半過ぎ。
とりあえず私の目的としたキャンプ場は見つかったのだから贅沢は言えない、今日はここに泊ろう。
車のドアを開けるとサンドフライが侵入してくる。だから移動は車内で済ませる。
夕食の準備をしているとファンを通じて、コーンを茹でている湯気が外に出るせいか無数のサンドフライが車周辺にまとわりついているのが見える。
ひぇー、これ窓開けたら悲劇だぜ。
夕食はコーンと今日ゲットしたウィンナーとサラダ、私は目玉焼き付き。
車内でゆっくりしているとカップルが頭にライトをつけて歩いている姿が見えた。
あっ、私たちだけじゃないんだ。
パチパチ音がするので見てみると彼らは川で焚火をしているみたい。
静かな中、その音はちょっと響くけど私たちへの害を与えているわけではないのであまり気にしないでおこう。
夜、天井ファンを回してみるとサンドフライの侵入が確認されたので急いで窓を閉める。
窓も網戸があるけどちょっとした隙間を利用してかサンドフライは車内への進入を試みる。
決して許してはならない。
窓を閉め切り、11時ごろ私たちは眠りに就いた。
はぁー、いろいろあった日だった。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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