川沿いフリーキャンプ場は通り過ぎた橋の下にあった。
橋から川に飛び込む子供たち、テントを張っている人たち、そこには多くの人がいる。
しかしお目当てとなる水入れ場が見つからない。
車を止めて周辺歩いてみるもそれは同じ。
歩いている人がいるから「水入れ場聞いてみなよ。」と促すも「聞かない。」と。
「なぜ聞かないの?」
「怪しそう。」
彼の言葉は決して間違ってはいない、周辺にいるのはヒッピーを感じさせる人たちで、タバコをふかしてたら多分マリファナだろうと想像してしまういで立ち。
まぁそれにしてもここの川は綺麗。
透明感もあって遊ぶには持ってこいの場所だろう。
石を水面に投げて跳ねさせてみたりひと時の時間を楽しむ。
にしても、ここの川の水を給水するわけにもいかないし、その術も持っていない。
「しょうがないからタカカに戻るか。」
「戻るの?」
切れ気味のミーアの反応。
「ならばどうするの?」尋ねればこのまま水を入れないでダムに向かうという。
そこで宿泊もするんだよね、今日は確かにシャワー浴びているけど暑いよ。
「じゃぁ明日のシャワーは?」
「入れない。」
そんなのありえない、速攻却下し、町に戻ることに。
途中、「どこでお水ゲットする。トイレでいい?」と聞くと嫌だと言われる。
「じゃぁガソリンスタンドにする?」と聞くと「水が汚い。」という。
「じゃぁ、どうするの?」
「真実決めて。」
「いろいろ提案しても全部否定したら何も決められないよ。」と告げるとイラつきながらもガソリンスタンドを選択。
地図によると町にはダンプステーション付きのガソリンスタンドがあり、そこでお水をもらえるらしい。
行ってみると張り紙があり、ドネーション(募金)をすることで利用すことが出来るみたい。
それなら$2募金しようと決めてお水を頂戴する。
どうしてガソリンスタンドの水が嫌なのか聞くと飲み水に変えるため薬を使っているからと答えた。
でも私たちのキャンパーには2つのフィルターが付いている、だからいいやと意見を変えていた。
水を入れていると後ろに他の人が並んできたので、すぐに移動できるようにミーアは募金用のお金を持ってオフィスに行く。
$2渡したら驚かれたようだ、彼の印象からするともっと欲しがっていたように見えたのだとか。まぁ自分たちが納得する額を渡し、相手が受け取ったのだからそれでいい。
水も確保できてこれて安心して旅を続けられる。
泉に向かい道を戻る、先ほどフリーキャンプ場上に橋を渡る。
標識もあるし、道は合っている、私たちが向かうのはピュピュスプリングス。
さすが観光地、道はわかりやすく整備もされている。
道の脇に流れる水の透明度がメチャメチャ高い。
そういえば水を入れられなかったキャンプ場の川の透明度もすごい高かった。
多分、ここがその上流なのだろう。
泉への期待感も高まる、高まる。
到着すると再び整備された駐車場。
あまりにもちゃんとしているから泉観光が有料かと思うほど、実際は無料だった。
お腹の調子が優れない私はトイレへ直行。
トイレも綺麗で駐車場も綺麗、ここがフリーキャンプ場だったらどんなにいいことか。
しかしミーアに告げたら「すぐに人気になっちゃうよね。」と正論。
さぁ泉を見に行くか。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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