端を歩きながら、たまにスペースがなければ水に足を付けながら進んでいく。
幸い水たまりは浅かったので、靴は濡れても足首までの深さはない。
それでも靴が濡れることは嬉しくないけど、防水シューズだからね。
その後は水たまりはなくなりタイヤの跡に誘導され道を進んでいく。
砂浜から木々の世界へ。
林を抜けて砂浜にたどり着いた私たちは砂浜を後にし、再びマヌカ通りを進む。
木陰の恩恵。
そして出た先は・・・
再びビーチ。
でもここは岸辺の反対側、ハイキングに出る前に覗こうとしたビーチ。
流木も多く砂浜はうねり、ニュージーランドでよく見かけるパターン。
光の加減かなんなのか海の色も先ほどよりか濃く見える。
私たちの駐車場ゴールはこっち。
よしっ、残りは砂浜だけとなればハイキングシューズいらないね。
靴を脱いで裸足で歩くことに。
しかしここのビーチ、思ったよりもサンドフライがいる、それも無数に。
反対側ビーチでは一匹も見かけなかったのに、ただ逆岸辺というだけでこんなに違いがあるものか。
サンドフライにさされるとやっかいとばかりに私は困る。
するとミーア、「サンドフライが動くのは朝と夕方だけだから今は大丈夫だよ。」
そういうと砂浜にいる無数のサンドフライの中に足を置く。
普通なら、チャンスとばかりに足が真黒くなるまでサンドフライが覆いかぶさるはずなのに、今日はそれがなく、足にのっかろうともしない。
ほー、確かに大丈夫なんですな、と安心しながらもやはり自然と避けて歩く自分がいる。
砂浜に違いあれば水にも違いあり。
冷たくて泳ぐどころではなかったお水がこちらは暖かい、まぁ泳ぎたくなるほどではなくとも。
来た道を振り返り、地図を思い浮かべる。
「もしこのままずっと進めば、フェアウェルスピットの先っぽに行けたのかな?」
「行けたよ。」
「なら行きたかった、ハイキングじゃなくてあの道、まっすぐ行きたかった。」
「えっ、すごい遠いから先まで行けないよ。」
「行けるよ、ほらっ」と指さす。
目の錯覚か行きたい気持ちが強いせいかそれは近く感じる。
「絶対無理だよ、10kmコースだって砂浜の1/3くらいしか行けないんだよ。」
「でもそれは森や牧場含むでしょ。なら砂浜だけをひた歩きたかった。」
あっ、でもこのコースを見つけてくれたおかげで今があるのに、なんて自分本位なことを口に・・・、
「やっぱり遠いよね。」と自分の言葉を改める。
実際、ここから出口までだって、ただひた歩きの砂地は長く感じた。
それにもしこの砂地しか行かなければ、牧場や林の素晴らしい景色には出会えなかったんだよね。
やっぱりミーア、ありがとう。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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