旅も後半、オークランドまで帰ろうと思えば帰れる距離。
でも時間はまだある、まっすぐ帰らずコロマンデル半島へ。
もう8年以上前になるだろうか、初めてのキャンパー旅として向かった先がコロマンデル半島一周の旅だった。
その時のキャンパーはこの子ではなく、ミーアペアレンツのキャンパーだった。
移動しながら海を楽しみ、そういえばどこかの海でミーアは結婚指輪を無くしてしまったんだっけ。
オークランドから近いながらもなかなか訪れる機会がなかったコロマンデル半島、久々の訪問だ。
しかしその前に道着洗濯と食材ゲットをしなくてはいけない。
それでもミーアは気にせずコロマンデル半島直行しようとしている。
道着を汗で濡れたまま放っておくのもカビの原因、ここはひとまず近くの大きな町、ハミルトンで用を済ませてから向かおうではないか。
幸いここにはいつも利用しているチェーン店コインランドリーがある。
駐車場に車を止めて、まずは値段チェック。
いつもと同じ値段かな?
洗濯機の種類や取り扱う重さが違うと値段も相違するかもしれないからね。
まずは私がコインランドリーの中に向かうと沢山の洗濯機とと共に、二人の男性。
清潔感とはちょっと違う、酔っているようなクスリ使っているような異様な千鳥足で、私の周辺を歩いている。
気持ちが悪い。
するとミーアも中に入ってきて、これ気づき彼らは私と距離を取るように。助かった。
洗濯機はいつもと仕様は異なるもののの幸い値段が一緒、ならば利用しましょう。
キーには十分なお金が入っていないのでチャージを取り扱う数点隣の商店へ。
するとなんだかここの雰囲気もおかしい。
経営者は他の店同様、インド人だけどタトゥーバリバリで、笑顔なく逆に軽いにらみを利かしている。威圧してくる感じ。
さらにその威圧感を増しているのがレジ後ろの商品だろう。
ミーアに聞けば合法ドラッグ。
商店で購入できる場所はここで初めて見かけた。
チャージ後も「thank you」の一言もないお店。
まぁサービスをニュージーランドで期待できないことはすでに承知ではないか。
「ここ変な雰囲気だね。」
「うん。」
ミーアも同じこと感じている。
洗濯物を持ってコインランドリーに戻ると千鳥足の二人はまだいる。
足元にラジカセ置いて、着色料いっぱいのジュースを持ちながらお菓子を食べている。
不安になりながらも早々に洗濯物を済ませよう。
回している間に本当はLPGガスを補給しにガソリンスタンドに行こうと思っていたけど、私たちの砦であるキャンパーで過ごすことに。
洗濯物がいたずらされないか心配だからね。
どうやらミーアの意見から彼らは洗濯をしているわけではないと判断。
確かに私たちが利用している洗濯機以外、使われているものはなかった。
自分たちの遊び場と化しているのだろうか、とりあえず早くいなくなってくれることを願うばかりだ。
一台の車が停車した。
すると千鳥足の二人がその車に向かって歩き出した。
おっ、やっと二人を迎えに来た家族か何かか。
後部座席に乗り込むもやっぱり様子が変。
一人はチップスを食べながら乗り込みを拒否している雰囲気。
時間をかけて乗り込んだ。
はぁ、これで一安心。
と思ったのもつかの間。
車は出発しない、その上、しばらくすると二人は車から出てきて再びコインランドリーに入っていくではないか。
「売ってたな。」
クスリかマリファナ売っていただろう。
ここは多分、彼らの商売の場所なんだ。
とりあえずここは長居する場所ではない。
洗濯機から乾燥へ移動して早々に車に戻り、乾くのを待つ。
乾燥後、私は急いで畳もうとするが「畳むのはパッキンセイブでやる。」
ミーアは私以上にここにいるのが嫌らしい。
行きつけパッキンセイブで買い物予定があるのでまずはそこに移動することに。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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