ニュージーランド旅行記27日目⑧2018-134
奇跡を体験することは簡単なことじゃない。
それが大自然の中で雨という演出となれば特に。
道はぬかるみ増し気味。
それでもよかったと思える体験だった。
一旦、止んだ雨は再び降りだす。
山の中に大きな穴ぼこ発見。
多分、採掘跡の穴かな。
すると急に周辺にヘリコプターの音が鳴り響く。
通り過ぎるだけだと思いきや音は鳴り続き、離れては近づいて来る。
その雰囲気はまるで周辺で何かを探しているような感じ。
誰かがレスキューとして呼んだのかな？そういえば変な音が前も聞こえてきたし。
あまりにも鳴り止まないその音に不安を感じる。
いつでも主人公な自分・・・特にあんな奇跡の後は自己中心的よね。
だからこんな意味不明なことを言う。
「これ私たちのためじゃないよね？」
「どうして僕たちなの？」と苦笑しながら返事される。
確かに怪我もしていないし、ヘリコプターを読んだ覚えもその術も持っていない。
ただ文句を垂れたくなる道を歩いているだけなのに。
素晴らしい滝景色を見た興奮もありしばらくは文句も言わず歩いてきた。
しかし平坦な道に恵まれない岩道を歩くとモンキー（文句をキーキー言うお化け）が再登場する。
さらに現れたこの道。
これがビギナーズコースらしい。
濡れてあぶなかっしい岩が道を占領している。
下にちょっとスペースがあるように思われる場所も岩の上。
さらに岩は中央部分が掛けており、上部の木をまたぎ、つたい、隣の岩へと歩く必要あり。
雨は今も降り続けているので怖さ満点、だから慎重に、慎重。
私もミーアも無事渡り切ってホッ。
先には大きな鉄パイプが道の上。
すごーい、やっぱり金鉱跡って感じがする。
すると木々の間に穴発見。
これも採掘跡の穴だよね。
ちょっと興味湧くよね、ライト2つあるし。
ミーアはちょっとだけ中へ。
写真では晴れて見えるけどまだ雨は降っている。
入り口には水が溜まっている。
聞けば中は深そうだ。
「どうするの？私は入りたくない。」
確かにここの洞窟は進入禁止のマークがないから自己責任を持って進むことは出来るけどあまりにも山奥であまりにも人がいない。
それこそヘリコプターを呼ぶ始末になるかもしれない。
ミーアも同意してくれた。
冒険はもう少し観光地化されている場所でやろう。
真実
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無空真実
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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