トンネルが見えてきた。
高さもあり、反対側から光も入ってきている。
しかし中はやっぱり暗い。
さらに水たまり状態。
ミーアが先にお手本を見せてくれたけど、水たまりには深くシューズが半分は浸る。
ヘリコプターはまだ鳴り続けている。
トンネルを渡り切ったミーアは空を見上げ、ヘリコプターに気がなっている、まだ私は慎重にトンネルを渡っているにも関わらず。
「おい、ヘリコプターと私とどっちが大切なの。」
「真実」と即答返事。
よしっ、それでいい。
人が一生懸命渡っているのに、どうでもいいヘリコプターに気を寄せるなんて憤慨だぜっ。
頑張っているときこそ人に見てほしい・・・褒められ見守られて伸びるタイプです。
ミーアのルートを頼りに自分なりによい良いルートを渡り上げる。
「うまく渡れたね。」と気を遣うミーアは良き夫。
ヘリコプターは黄色と青の模様。
「多分、さっきの滝を見るための観光ツアーヘリコプターだと思う。」
聞けば、ここのコースに来る途中、ヘリコプターツアーの看板を見たらしい。
確かにあれだけの迫力ある絶景の場所。
見たいけど山道歩きたくない人もいるだろう。
当初は緊急救助ヘリコプターなんて思い、緊張が走っていたけど観光用だと思うと一気に興味を失う。
まぁいろんな妄想ドラマを楽しめて面白かったねと話すシンプルな二人。
進んでいるのは相変わらずの道。
ねっ、相変わらずの道でしょ。
最初の頃にうわぁーと避けていたぬかるみは大したことないものだと今は理解。
ミーアも最初、避けている私を見て、「帰る頃にはこのくらい別に平気になっていると思うよ。」と言っていた。
さすが預言者ミーア。
見覚えのある川を渡る。
道は平坦な森道となり、周回コース入り口の芝生エリアへと戻ってきた。
この時には既に雨も止み、青空が優勢。
看板の表示ではこのコースは30分。
いやいや、歩いている途中から気づいたけど絶対、30分コースじゃないよね。
案の定1時間かかっている。
3時間半コース来ているのに復路進む前に既に3時間半使っちゃったよ。
今は3時。
この先のことを考えるとのんびり歩いている場合でもない。
一度ゆっくり見ながら楽しんだコース、復路は急ぎ目で進みますか。
休憩もそこそこに先を進みます。
往路ではぬかるみに足があはまり動けなくなるということを繰り返したけど、いろんなことを経験した私たちは強くなっているよ。
あんなに怖いしたんだもの、ぬかるみなんてなんのその。
とかいいつつも、やっぱりすごい深いところは避ける私。
ミーアは既に気にせず、ぬかるみの上をズンドコ進んでいます。
真実
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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