あまりの迫力でついつい全体像ばかり目が行ってしまうけど一本一本松には個性があり、美しい。
個性を自信へと促すエネルギーに満たされた木々たちが集まった森、それだけでここのすばらしさが伝わるのではないか。
これでもかって長い松が倒れていた、細いながらも迫力感じる。
下る下る。
もうブログではお馴染みの言葉。
毎回、思ったことを素直に書くから同じ状況になると出ることもやはり同じ。
ゼーハーしながら頑張って登った急な坂が、急な下りで一気に水の泡。
ナビマップで高低差を見ていただけに、あぁーこの下りが後の登りを作り出しているんだなと悔やんでしまう山の道。
私がこの言葉を漏らすとミーアはいつも「山を歩いているのにおかしなことを言う。」と突っ込む。
今日はミーアに問うてみよう。
「これだけ降りると後が大変って思う?」
「うんっ、あーって思う。」
へっ、なんと・・・やっぱし。
彼は思っていることをあまり口にしない。
私の弱音に突っ込むのも同じことを思っているからこそなのかも。
でもたまにあるなぁ。彼が思っていることを私が口にしてそれを聞いて彼は納得し言葉を発しないことが。
それと同じだったか。
9月に痛めたミーアの膝、一か月半経過した今でもやっぱり急な下りが続けば痛みが出てしまう。
私も膝を痛めている時の登山では登りよりも下りがきつかった。
一段一段両足でゆっくり降りている。
エネルギーのこもった場所ではピンボケしやすい。
階段、岩道を下る。雨の影響が残っているせいで滑りやすい。
下っている途中、一瞬強い光が差した。
曇っているだけに目立つ瞬間に目を奪われると、次はその光が陰っていく。
すごーい光の演出。
多分、雲の合間から光が漏れ、また雲で覆われてしまい光を失うんだろうけど、大きな松に囲まれた薄暗い場所では神秘的な演出に感じる。
しばらく待っているとまた始まり、消える。
ミーアもその姿を撮ろうとカメラを構える。
「ムービーで撮りなよ。」
私の古いデジカメでのムービー撮影はすぐに要領いっぱいになってしまうけど、iPhoneならおてのもの。
でもこう待つときに限ってうまく演出は始まらない。
仕方なく歩こうとするといたずらばかりに始まる光のショー。
ミーアはしっかりとiPhone構えて撮影している。
こりゃぁ、いいねボタンクリックだよと思い、撮影したものを見せてもらうとなんとカメラで撮影。
思いは伝わる時と伝わらない時がある。
まぁ、こういう演出は生に限る。数回のショーを楽しみ、再び前進。
すると真っ赤な真っ赤な松を発見。
表面つるつるとし、色っぽすら感じる。
こやつはまさしく赤松か?
ミーアに確認を取ろうと彼を待つ。
以前に赤い松を見つけて、赤松だぁと喜んだ時、「いや違う、赤松はもっと赤い」と言われたことを思い出したからだ。
赤松=松茸
これが私の頭のイメージ。
現れた瞬間、「離れて歩きすぎ」と喝が届く。
熊ベルと化したフライパンと鍋をぶらせているのはミーア。
離れたら私の身に危険が生じる可能性があるとし、今後は半径15m圏内にいるようにと求められる。
理解したうえで、聞いてみる。
「これは赤松?」
「わからない。」
えーっーっーっーっ
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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