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キャンピングカー旅NZ2019-12日目-072

user image 2020-02-07
By: truth
Posted in: ニュージーランド

ハットでは体を休めるという名の時間つぶしが長く続く。

荷物軽減のため持ってこれた時間つぶしアイテムは本とトランプのみ。

 

本は残り僅か30ページ。

この調子なら今日で読み終わるね。

 

さらなる荷物軽減という次回の課題をもった私たち。

本一冊持ってきたことから、ミーアからは読み終えた部分は破ってくればもっと重さが軽減できるよ、と。

 

確かに次回から電子ブックとかいろんな方法があるけど、やっぱり紙でめくる本がいいし、本に敬意を払い破りたくもない。

多分、この先も一冊分くらい、覚悟して持っていくだろう。

 

本で感動し、涙タイム。

映画にもなった「wonder」、素敵なお話だった。

 

次なる時間つぶしアイテムに移ろう、トランプ。

 

Battle Lineというポーカーを応用したゲームがある。

本来専用のカードがあるけど、トランプで代用して遊んでもそこそこ盛り上がる。

 

特に持参品が少ない場合では代用品で楽しめる精神も大切。

 

別のテーブルを見てみるとずっと同じコースを行く仲間たちは1つのテーブルで集まりグループになり、騒いでいる。

静かを好む私たち、あえて混じる必要もないだろう。

 

5時半となり夕食タイム。

明日でゴール。明日何か食べたくなった時のためにパン、チーズ、サラミを二人分残しておけば、後は気兼ねなく頂ける。

 

0645.JPG

 

カップヌードルのおつまみはサラミ・チョリソークラッカー。

 

0646.JPG

 

なんだか久々にお腹いっぱい食べた。

体力は消耗しているから思っている以上に食欲がある。

 

 

 

 

その後、またゲームをやっているとアメリカ人カップルの男性がやってきた。

 

「これから同じハットグループで写真ととるけど一緒にどう?」

 

その誘いに当然賛成。

 

「ありがとう、一緒に入れてくれて」とお礼を言う。

 

外のデッキに集まり写真撮影。

サンドフライが多くて、肌を隠す。

 

自分たちはグループで過ごさず、個人的に皆と話をしていただけ。

それでもちゃんと仲間使いしてくれる。

 

本当、初日に自己紹介の意味合いが大きかったことを知る。

撮影も終わり、facebook交換して繋がる。

 

初日のハットで他人を気にせず寝室で物音を作っていた人は私たちとは逆回り。

今思えば、その日が一番辛かった。

 

しかしこうやって同じコースを同じ日程で回っている人たちはいい人たちばかりで感謝でいっぱい。

 

7時から行われた今回のミーティングが非常に簡素なものだった。

レンジャーがシャイないのか必要事項だけ述べ、数分で終わり、すぐに姿を消した。

 

レンジャーも十人十色。

 

気づけば夕焼け時間。

 

0647.JPG

 

窓際の自分たちのベットにいくとサンドフライが沢山飛んでいる。

これでは安心して寝られないとばかり、持ってきた蚊、サンドフライ避けオイルを塗る。

 

そういえば写真撮影の時に短い上着でお腹を出している子がいた。

彼女の顔、背中には沢山の赤いぶつぶつだらけだった。

 

顔はともかく背中はサンドフライに刺されたものだろう。

彼らはテントだから私たちよりもサンドフライに襲われる可能性が高い。

 

そして相変わらずボトルごと持って来ている。

グループを組んでいるテーブルに行く。

 

「サンドフライ多いから、これ使う?」

 

「サンドフライって何?」

 

オランダカップルと女性が訪ねてくる。

それにびっくりする他のメンツ。

 

 

 

 

ヨーロッパにはいないのかな?

 

「みんなが使ってくれると荷物が減るんだよね。」とジョーク交じりで話すと、全員利用した。

自然のものから出来ているので紹介しやすい。

 

8時も過ぎて、彼らに寝ることを伝える。

 

「明日6時に起きて7時に出発しようと思うけど、みんなはどうするの?」

 

バスを利用する人が多く、皆の予定はもっと早かった。

 

「5時か5時15分に起きると思う。」

 

あぁ、早めだね、ならばと私たちも5時半に目覚ましをセット。

 

9時には寝袋に中に納まったけど同じ列の隣の人がヘッドライトを付けてウロチョロウロチョロ。

ライトが何度かこちらに当たりうまく寝付けない。

 

夜中、トイレに目覚め空を見上げたものの思ったような星空ではなかった。

 

最後の夜ということもあるのか、今日(予定通りと言えば予定通り)月一女性が始まったこともあるのか、疲れているにも関わらずとにかく眠れない。

 

こんな時は瞑想して心を休めるに限る。

 

今日、ルペノフ山の風景に心打たれ、感情のしこりがまだ残っている。

そこに意識を向け、湧き出た思い。

 

「山がこんなにも美しいのに、これを守るために何もやっていない自分が悔しい。」

 

それは深く深く涙を誘う思い。

グレートウォーク前の瞑想で景色を見て涙する自分が改めて思い出された。

 

景色を見て泣くことはなくとも、得た衝撃は同じようなものだ。

 

しっかりと癒して自分を知っていこう。

 

次の瞑想でもっと深く聞いてみよう。

 

真実

 

 

 

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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