kokoro banner image

京都旅行2007②一休寺編

user image 2017-02-01
By: truth
Posted in: 国内ハイキング

バス到着後、一番最初に向かった先は一休寺です。

 

どうして一休寺?大徳寺?と思われる方もいらっしゃることでしょう。

答えは簡単。知人様の薦めです(笑)

ご紹介いただいた知人様とはかれこれ7年近いお付き合いになると思うのですが、日本史、そして仏教について非常に勉強なされている方で、その方が感銘を受けた場所として一休寺、大徳寺を教えてくださいました。

 

これは是非とも行かねば行かねば。ってな具合です。

 

一休寺の本名は酬恩庵といいますが、一休さんが63歳から88歳に亡くなられるまで25年間過ごした場所ということから通称一休寺と呼ばれているそうです。

 

京都から近鉄線で新田辺駅に向かい、20分ほど歩いた静かな場所にあります。

新田辺駅に着いて見つけました!見つけました!

一休さんの銅像。

2007-kyoto-02.JPG.jpg

 

アニメの一休さんを想像できる優しいお顔だこと。

 





 

途中で京田辺駅を通り過ぎるのですがそこにも同じ銅像。

やっぱり一休さんは愛され者だ!

 

案内図も駅ごとにあり、道の途中にも「一休寺まであと○○m」と記してあり、詳細地図を持っていなかっただけに不安だったのですが無事、着くことが出来ました。

町里離れた静かな場所に、一休寺はありました。

2007-kyoto-03.JPG.jpg

 

情緒あふれる良い感じでしょ!

早速参道を通り、入場料を支払いました。

 

なんて静かなんでしょう!お寺の奥には森林がわんさかっ!!
暑い天気で汗びっしょりでしたが、境内の中はそよ風が吹きとても居心地が良い空間。

一休さんもこの静かな雰囲気をお気に召して過ごされたことと、納得の地です。

 

境内の中はいくつかの建物が建っており、最初に一休さんのお墓があります。門の外からしか見ることは出来ませんが、存在感はとてもあります。透き通った優しく、張り詰める空気。

「ここに一休さんは眠っているかぁ。」と門にかじりつき、その空気を楽しみました。

 

そして方丈と向かいました。
中に入ると一人の年配の方が。軽く会釈したところ、会釈を返してくれました。

ハノイを着ていただけに趣があるぅぅぅぅぅ。

 

中に入り、靴を脱いでお土産などを見ていたところ、その方が「これから中の案内をするから良かったら一緒にどうですか?(京都弁でしたがこんな感じです。)」

はいっ!喜んで!!

ラッキーです。たまたま案内をご予約されていた方と重なったようです。

 





 

そのご一行に続き、一緒にお話を聞かせていただきました。
庭園も南庭(禅苑庭園)、北庭(蓬莱庭園)ともとても素晴らしく、お庭の造形の説明を受けました。

その他にも一休さんの木像、一休さんが書いた文字、その他様々なものの説明を受け、案内が終わった後、ご一行とはお別れし、ミーアと方丈庭園を改めてうろちょろしました。

 

お庭の見事もさることながら、そこに流れる風に感動です。

どれだけ気持ち良かったかというと、ミーアは北庭でリュックを枕に本寝(本気で寝る)したくらいです。

 

平日と言うこともありご来客は少なかったようで、他の人が通るときにミーアを起こすのですが「そのままにしてあげてください。」と優しいお言葉を何度かいただきました。

申し訳ございません。さらにありがとうございます!!

 

私も庭園の風や雰囲気が気に入り、一緒にぼーっとしていたり、一休さんの木像に再度お会いしにいったりしました。

庭園はこんなに穏やかな空気なのに木像のエネルギーといったらまるで一休さんがまだそこにおられるような生きているエネルギーを感じました。

「お顔を見せてください。」(よくお堂の中をガン見するときに使っている言葉です。)

といい、お顔を拝見するとまるで会話をしていただいていると感じる程です。

よーく見てみると、あれ?新田辺駅にあった一休さんとは顔が違う?

 

まぁ気にしない気にしない。

 

こんな具合に自由気ままに過ごした後、宝物殿、ご本堂などを参拝させていただきました。宝物殿ではラッキーなことに、一休さん直筆文章や、お召しになっていたお着物など拝見することができました。

 

本殿、開山堂と静かな燐とした空気の中、ご参拝させて頂きました。

そしてありました!ありました!

ここにも一休さんの銅像。
やっぱりぃ!お顔が新田辺駅と違うぅぅ。

ここのお像は方丈で拝見した木像の一休さんそっくり!!

2007-kyoto-04.JPG.jpg

 

人間味あふれる優しいお顔に実感が湧きました。

 





 

その後、ご朱印をお願いしようと再度方丈に戻りました。
(ここでご朱印の受付をしていることを知らず、他の方に教えてもらい、戻ってきました。)

〇一休寺御朱印

2017.09.01-01.JPG.jpg

 

一休寺は何度でも訪れたくなる素晴らしいお寺です。
一休さんが過ごされたときには今よりも周りにに家々も少なく、ゆっくりとした場所だったことでしょう。

 

ここで生涯を終えたいと感じた一休さんの気持ちがちょっとだけわかった気がしました。

 

また入場の際にいただいたしおりに禅宗のお言葉が。
人間意のままに生きることについて記してありました。

素晴らしいお言葉に心打たれました。

 

一休寺での感動を胸にいざ大徳寺へ・・・・・

大徳寺については次回にお願いいたします。

 

 

真実

(このブログは2007年9月6日に公開したものを編集し、再公開したものです)

 

 





 

 

 

Calendar

27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
<< >>

最近の投稿




Categories





無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

プロフィール