自分の中では旅をするには非常事態のほどの風邪を引いていると思うのですが、
ただ布団に寝込んでいるときよりかは体調が楽な気がします。
楽しみたいという気合のせいなのか、すごいな自分っ。
雨は降っていないですがどんより曇り空には変わりません。
クライストチャーチの海とは異なる風景。
まるで日本海といったイメージでしょうか。
ニュージーランドはお天気がコロコロ変わりやすいのですが、そのお陰でこんな不思議な光景。
どんよりどんより雲の先に聳え立つ山脈エリアは美しすぎる青空。
あそこへっ、あそこへと向かいたい気持ちは山々なのですが、
今はまだ海岸沿いでの移動中のため、美しき景色をよそ目に曇り空界隈をドライブするのです。
日本に見習ってほしいニュージーランドの素晴らしい所っ。
観光案内スポットです。
小さめの村でもたいてい観光案内場はありますし、お店も家もない地図にも小さくしか名前が載っていない
地域でも地名が変われば、必ず観光案内掲示板があります。
そして通常の車道案内表示が緑色に対し、観光スポットの表示は茶色とわかりやすく、
スポットに行くとそこの詳細が看板で表示されています。
その中でも一番気にっているのが所要時間が書いてあることです。
これは本当に便利。
滝を見に行くにしても駐車場からどのくらい歩くのか知りたいですし、
ちょっとしたハイキングコースを見つけても所要時間が何時間かわかれば行けるか行けないか、
お昼や軽食を用意したほうが良いかどうかまでの判断材料になります。
私達はドライブ中で観光スポットを見つけることが多いので、案内所、そして観光スポット表示には
本当にお世話になっています。
是非っ!日本でも導入をっ!!!
ニュージーランドの田舎観光スポットは無料のものが多いです。
大体がハイキングコース、滝、歴史跡地、ビーチだったりするからかもしれませんが、これもまた有難い点です。
日本だと滝見るだけでも入場料を取られることが多いので。
ただ民間でトレッキングコースを作っている場合は、募金箱があったり、
2ドルほど払うこともありますが、その価値からしてみれば感謝の気持ちで払えるほどのものです。
しかし、民営として、なにやらアクティビティを売りしている場所は高額なことがほとんどで、
国営の場所に便乗して民営がちょっとしたサービスでお金をとっている場合もあり、
これら理にかなっていないものにお目にかかった際は気持ちが落ちることもありますが・・・・・。
私達は森林ハイキングやビーチ散策をすることが多く、今回もドライブ途中にすごい場所見つけちゃいました。
元々観光バス運転手経験のあるミーアは知っていたようなのですが、
フランツ・ジョセフと呼ばれる町で、ここは南島、山の中にも関わらず結構な観光地で、人も多くいました。
北より寒い南島、山の中で、小雨ということもあり、全然暖かくありません。
鼻に栓した風邪っぴき子ちゃんは調子に乗って春夏用パンツなんて履いていたため、
レッグウォーマー、ダウンジャケットに助けられ、暖をとるのでした。
ニュージーランドと言えばパイっ!
ランチした後、ミーアに進められるままの場所へ移動。
目的地までの小道はニュージーランド固有のシダが雨を楽しんでおりました。
ミーアの指差す先を見ると
これわかります?
山間にある水色のもの
わかる人にはわかるのかな。
私は初めて見ました。
氷河です。
温暖化が進み見られる量は以前よりも大幅に減ったようですが、
ここでは氷河を見ることが出来、ヘリコプターで間近まで行くことも出来るんです。
私の印象は・・・
最初は川が凍ったものだと思ったのですが、このような色にはならないですよね。
また氷河というと海のイメージもあったのですが、色合いといい山頂にあるその様といい、
確かに川とは異なったものだと感じてきました。
多分、初めてすぎて感情が難しかったです。
もっと近くでみたら迫力も違うのかもしれませんが、
それにしても風邪を引いて息苦しいことも忘れさせ、2つ目のの氷河ポイントでも
再びトレッキングをしてまで、その感覚を味わいたいと思わせるものでした。
感動を与えてくれたフランツ・ジョセフを後に再び、海方面へと向かっていくと、天気は改めて下り坂。
小雨からの下り坂。
そう、中雨大雨です。
止んだと思ったら、また大雨だし。
こりゃぁ、あいにくの天気だなぁ。
そんな時、ミーアが教えてくれました。
南島西南地方は雨が多いのだと。
なんだよっ、知らなかったぜ。
ただ運が悪く天候が悪いのだとばかり思っていたのに、これが通常だとわかれば、気持ちにも変化が生まれるもので。
朝から夕方まで車の運転をしていたミーアも疲れが見えてきたので、今日はハーストという村に泊まることに。
天候の悪さとミーアの提案もあり、今日はキャビンを借りることにします。
キャンプ場を見つけて落ち込むこと。
キャンプサイト:Haast Beach Holiday Park
地図に大きく名前が載っている地にもかかわらず・・・・
店がない・・・・。
通ってきた際にホテルにくっついている小さな商店あったな・・・・。
店、あれだけかよ・・・。
でももうそこから20分以上来ているよ。
今日もキャン場に着けば、安心からか眩暈と風邪にふさわしい究極なだるさが。
そんな中、一生懸命移動しても、店がないので夕食はトレッキング用に持ってきたシーフードカップヌードル。
クライストチャーチであまった1本のビールを二人で分け、ミーアに誤って早々に寝ることに。
キャビンにベットはあっても、毛布がないので、再び、寝袋に風邪っぴきの体をしのばせる。
悪寒と寝汗がすごいっ・・・。
汚いがこれは悪くない。風邪が治るには通るべき道。
一眠りして起きると外は豪雨と強風が・・・。
そんな中、共有トイレに何度も向かい、デトックス。
そして寝汗で3回ほど着替える。
う~ん。
これが日本で夢見てたニュージーランド、南島旅の現実。
まぁ、こんなこともあるかと自分を言い聞かせては寝袋に戻るのでした。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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