ハースト、Haast Beach Holiday Park ケビンにて憂鬱な夜を過ごした体は寝汗のお陰で、体調も楽になってきました。
ただ喉の痛みがすごいっ。
今度は喉上部ではなくて下部。
咳をすると喉が切れるような熱い痛み。
喉飴あってよかった。
多分、風邪も終盤に近づいてきているのでしょう。
がんばった自分。
夜の強雨、大雨に比べると落ち着いた天気。
それでも厚い雲と強い風。
ハーストにて南島の自然を思い知った私達は手持ちの食べ物と暖かい飲み物で朝食を取ることに。
今度、いつお店にありつけるか検討もつかないので・・・・。
ハーストから南西に30分ほど下った場所にジャクソンベイという場所があります。
ジャクソンベイは国立公園の中にある唯一の町で、伊勢海老で有名とのこと。
折角、ここまで来たんですもの、是非とも行ってみましょう。
平坦な道を海に沿って進むと、道はそのまま原生林の中へと案内してくれます。
原生林に囲まれた車道としては細い道を他の車も見あたらず、ただ単に進むのは結構、不安を掻き立てるもので。
しかし海辺近くになるとまた風景が変わってきました。
これがジャクソンベイの海。
周りには観光用の伊勢海老のお店が一軒。
家が2件。
そして周りには錆びた伊勢海老漁用のカゴが沢山。
見事な曇り空と強風は私達の不安をさらに大きくするだけでした。
30分もかけてきたジャクソンベイは数分で立ち去ることに。
そうして再び雨 in 原生林
木は大きく揺れるは、雨が窓に吹き付けるは、これはまるでディズニーの悪魔の森の世界。
良かった。ミーアも一緒にいて。
一人だったら、心折れていたことでしょう。
原生林を抜けた先の牧場の牛たちも寄り集まり、雨を避けておりました。
ジャクソンベイへの道は一本しかないので、再びキャンプ場を通り、国道へと進むと観光案内場へ。
地図に名前だけはデカデカと、しかし店はゼロに近いこの場所にちゃんとある観光案内場に興味津々。
このしっかりとした建物の案内場はどうして必要なのかしら?
中に入って、雨風避けられる環境になんだか、微笑が自然とこぼれる。
案内場にはお土産とかも売っていて、自然の驚異から抜け出した私達からしてみれば
文化に触れられて、ホッと安心感を感じました。
そうして、奥に行くとハースト観光についての案内が。
あー、こういうこと。
実はここペンギンで有名な場所だったのです。
残念ながら私達が訪れた時はシーズンオフだったのですが、
野生ペンギンを見るために、みんなはここに訪れるようです。
だからこれほど自然に囲まれて、人の気配が少ない村でも地図にデカデカと名前が載るわけですなっ。
納得、納得です。
案内状で文化を満喫した後、再び出発です。
今日中にクィーンズタウンに着かないといけません。
クィーンズタウンはミーアの生まれ故郷であり、山間に潜む隠れスポット
(今では有名になりすぎて全く隠れておりませんが・・・・)で、
当日だと、キャンプ場が取れない可能性があったので、既に予約済み。
今日から2泊。
そして待ちに待ったルートバーントレッキングに挑む予定です。
だから今日はmustでクィーンズタウンを目指します。
ハーストを過ぎてしばらくすると雨も風も収まり、曇り空に。
良かった、人って曇り空でも喜びを覚えられるんだっ。
ハーストからしばらくは国立公園内の道。
ジャクソンベイとは異なりますが、高い木々の育った国道を進みます。
ただ単に運転するだけではさすがに飽きるので、道沿いに見つけた滝を見に行くことに。
生い茂るニュージーランド特有のシダは私達をミニサイズに縮小させられた感覚を与えます。
先に行くと滝スポットらしき椅子の前に女性が座っていました。
川を挟んでの滝。
川までは川岸から5メートルほど先にあったので、
川岸からの景色を楽しみたいと、下りようとしたら、その女性に止められました。
どうやらその女性はしばらく前からそこに座っていたように、
5分前までは川岸が15メートルほどあったのですが、昨日の雨のせいで
川の勢いが強くすぐに10メートルの川岸が水に覆われてしまったようです。
そのため今、川岸に下りるとどのくらいの速さでそこにも水が押し寄せるかわからない。とのことでした。
それでもちょっと降りようとしていた私に5分前の写真を見せてくれました。
写真からすると川岸は話し通り、今よりも広く、広く、広がっていました。
ミーアと女性に止められ、素直に断念。
教えてくれてありがとうっ。
川の興味をどこかに引き付けないとっ・・・。
いた、いた。
私の大好きなお友達。
苔ちゃんっ
雨上がりの苔は本当に元気にぐんぐん、グングン育っています。
雨も必要なんだなと、今までの雨にもちょっとだけ感謝の気持ち。
滝での休憩を追え、再びドライブに戻ります。
国立公園を抜けると周りの雰囲気に違いが生まれます。
今までは緑に生い茂った高い木々ばかりでしたが、
薄茶の土が見えはじめ、木々も低くなり、まるで北島を感じさせる光景。
さらに大きな湖に囲まれた道を行き、一気に視界が広くなりました。
これ、すごいロードオブザリング感じるっ!
もうこのあたりから実際にロードオブザリングで使用された場所が続きます。
クィーンズタウン手前のワナカという場所で相変わらず、パイでの昼食。
ワナカはとても小さい町でしたが、家が何軒も並んでいる姿を見て、喜びっ!
私は自然が大好きですが、ある程度の文化を感じないと不安になることが判明。
曇り空が続いていたのに、ここではまたしても雨。
ベンチの食事をあきらめ、車の中で。
ここから進みを続けると天気も徐々に良くなり
なーんて美しい景色なのかしらっ。
これこそロードオブザリング。
人工的な橋や建物を消せば、まさしく映画の世界。
そして山々の中の隠れた町。
クィーンタウンへと無事到着したのでした。
ミーアの話では以前と比べ、家も倍以上、周りの環境も大きく変わり成長したとのこと。
それでもハーストからの道のりを考えると、夢のような土地です。
体調も落ち着いてきた私は数日後に控えたルートバーントレイルを思うのでした。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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