朝、3時半。
先日同様、外灯がぱっと明るくなり、目を覚ます。
トイレにも行きたいと思ったので、外に出たところ荒川登山口バス案内の人が周辺をお掃除。
今日のバスについて聞くと、まだ警報が出ているけど、警報が収まり次第、バスが出るとのこと。
これは期待できる。
白谷雲水峡の時は雨の中のハイキングをあんなに悲惨だと思ったのに、今は縄文杉に行けるだけマシ。
雨でもなんでも行きたいという気持ちのほうが強くなっていました。
人って状況によって変わるんだね。
ただバス始発は5時。
まだまだ時間がある。
なーんて思っていたら4時過ぎには人が並び始めており、急いで支度を済ます。
バス停に行くと、リュックで順番を取っておくみたい。
まだ真っ暗。
今のところ雨は降っていません。
ちょっとずつ夜が明けていきます。
町から自然館までのバスが到着する度、レンタカーが駐車場に止まるたび、列はどんどん伸びていきます。
5時。
始発バス出発の時間ではありますが、バスが来ません。
警報が解除されていないのです。
雨が降っていないだけにみんなの心にも期待が宿ります。
しかし突然の大雨。止んだり降ったりの繰り返しで、心に陰りが生じます。
これじゃぁ、無理だな。
そして6時。
案内の人から告げられます。
「警報が解除されなかったので、今日のバスは中止です。」
購入したチケットは返金してもらえます。
今日が最後のチャンスだったのに。
心が折れる。
しょうがない、明日はもう鹿児島行きのフェリーの中。
諦めてチケットを返金してもらいます。
地元の人に何度も訪ねた天候への質問。
「4日連続運休でよくあることなんですか。」
案内のおじさんは目を俯かせ、「地球が狂っている。」と。
「ごめんね。」と謝れるのがまた辛い。
「そんな。謝らないでください。天気が悪いんです。」
屋久島は本当に人がいい。
人の善さにどれほど助けられたことか。
人がいいからこそ辛い、この天気。
辛さを一緒に感じてくれる。
ありがとう。
バスに乗れなかった人の中には悔やみきれない人も。
「タクシーなら行けるんだろう。知り合いは警報の中、タクシーで行ったぞ。」
「多分、それは荒川登山口ではないところから行ったのでしょう。荒川登山口は道は通行止めになるからいけません。」
とりあえず様々な話からヤクスギランドは行けるのでは?ということを耳にし、少し車で休んでから向かうことに。
真実
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
プロフィール