kokoro banner image

ニュージーランド旅行記2015-南島編06

user image 2015-12-11
By: truth
Posted in: ニュージーランド

アロータウンの楽しかった思い出を胸に夢の中へとお出かけ、、、でも朝は再び大雨。

 

またかいな・・・。

雨の中でのテントに新鮮な体験ではなく、嫌気へと変わっていました。

 

ちょっぴり我慢の限界を感じ始めてきています。

ただトイレに行くだけなのに雨に濡れて、夏にも関わらず震えて帰ってくる。

 

昨日のトラッキングは自然が与えてくれたつかの間の喜びの時間だったのかもしれない。

あぁ、幻をありがとう・・・。

トレッキングが本当に本当に楽しかったので、南方しているにもかかわらず、一度アロータウンから北に戻りワナカで再びトレッキングを楽しもうと思っていたのですが、こんな雨じゃ断念。

 

諦めて、南を目指すことにしました。

こんな雨ばっかりの天気・・・もううんざりっ。

 

うんざり感に2人とも心の余裕がどこか遠くに。

余裕のない二人は互いに甘え、ささいなことで、軽い喧嘩。

 

重たい空気の車中、仲直りをさせるように自然は動いてくれました。

2015.04.04-42

湖に浮かぶ虹。

 

南島に来て天候の変化が激しいせいか、虹はよく見えましたが、いつも空にありました。

しかし今回は道路下。

運転していたミーアもびっくり。

 

数分して消えてしまいましたが、こんな素敵なものを見せてくれたんですもの。

なんだか惨めな思いで一杯になった心に自然の優しさという栄養を与えられ、救われ涙、心いっぱいに広がりました。

そして自然と会話も始まり、いつも状態へと戻っていきました。

余裕がなくなると人の感情に影響を与えることを実感。





天候は曇り、雨を繰り返し、自分の先に見える雨雲豪富風景の唖然さに襲われることも

2015.04.04-43

 

この雨に飛び込んでいくのかぁ。

待ち構える残酷な天候はまるで自分の旅の試練を見ているよう。

 

しかし旅人は前進です。

ミーアという勇者を連れて、いざ、前進っ。

 

雨の中、どこにも停まることなく前進をつづけった結果、夕方前に南島最南端の町、インバーカーギルに着きました。

 

興奮と豪雨のため、町の写真を撮ることを忘れてしまいましたが、まるで一昔前にタイプスリップしたような町並み。

映画などで見るような古き良き時代をそのまま残した町は、まるで観光客をウエルカムしているように感じ、そして何よりも久々に出会ったでかい町っ!!

 

クライストチャーチがゴーストタウンのようだったので、もしかしたら南島に来て以来、一番大きく感じた町かもしれません。

スーパーは複数あるので選ぶことが出来るし、ドライヤーも購入できて、道中PCのケーブルが壊れてしまったので、これも直すことが出来ました。

 

人間が作った大きな町っ!明るいイメージっ!!

人が生活しやすい町っ!!

 

心はエネルギーを取り戻し、自分の生きることが許される、生きやすい場所に心は沢山のランプが灯りました。

町をちょっと楽しんだ後、南島最北端の港ブラフを目指します。

 

港側の海はこんな感じっ。

2015.04.04-44

 

ディズニーの呪われた城波の空と、強風による海の荒れ模様により道もずぶぬれ。





ブラフ展望台に着くと、展望台でよく見かけるさまざまな地域の方角サインがありました。

ただ良く見ると不思議なことが・・・

2015.04.04-45

中央の東京はわかりますが、同じ列の一番下に”KUMAGAYA”とあります。

うん?KUMAGAYA?

って熊谷?

どうしてそこに熊谷?

最初は読めてもまさか日本の熊谷と思えずにおりましたが、ミーアもそのサインに気づいてやっぱり熊谷ということで同意。

多分、近辺に熊谷出身の人が住んでいたのかもしれませんね。

 

立っているのもやっとの中、波は東宝の波しぶきさながら。

2015.04.04-46
(上から撮影したので、ちょっとわかりづらいかな?)

 

短い観光を楽しんだ後、日も暮れそうなので、今日の寝床探しです。

今までとは違う、大き目の観光案内所に行き、寝床の情報収集。

 

雨の中のテント暮らしの連続。

インバーカーギルに到着して、強風と豪雨の中でのテントは無理と判断し、手ごろなケビンを見つけ泊まることに。


ケビン:Beach Road Holiday Park


しかしここで値段を抑えたことが間違いでした。

 

通常、ケビンには毛布がありません。

しかしここは南島、冬は極寒地のなるこの地ではケビンにも暖房があると勝手に思っており、屋根もあるから寝袋で問題ないと思っていました。

 

ただ夜になり、ヒーターを探せどなく、見つけたのは小さな小さなヒーター1つ。

さらにスイッチを入れてみたら、焼ける臭いに匂いが。
なんだがベトベトするし、使えば使うほど匂いも強くなり、ミーアから中止の命令が。

頼みの綱、ミニヒーターは壊れていたのです。


booking.comでインバーカーギル宿を探す


そして夜になるにつれ、風、雨は更に強くなり窓も家もキシキシ、隙間風バンバン。

風邪が完治していないにもかかわらず、ケビンを借りたにも関わらず、この寒さ。

こんな中、どうやったら風邪が治るんでしょう?





 

ベッドの上、厚手の靴下と冬服で寝袋に包まり、2人くっつき、頭にはネパールで購入したウールの帽子。

テントよりマシだったでしょうが、部屋にいながらのこの状況は、私達が求めていたものではありません。

 

再び惨めな夜を過ごすことに。

 

寒さと風と雨のうるささの中での眠りは深いものではなく、朝起きてもぐったり・・・。

起きてすぐスープで暖をとる。

 

暖を取りながらの天気予報チェック。

朝、テレビを見て、今日も同じ天気だと悟り、、、、ミーアと決意。

 

「よし、今日はホテルに泊まろう」

 

テント、ケビン生活は一旦、やめてホテルに泊まろう。

値段をケチらず、ちゃんとした部屋に泊まろう。

ミニヒーターではなく暖房のあるホテルに泊まろう。

バスタブがあり、ちゃんと暖かいお湯が出るホテルに泊まろう。

 

ミーアもゆっくり眠れなかったので、今日は大きな移動をせずにホテルでゆっくりすることに決め、ケビンを出る前に、ネットで自分に希望に適うホテルを探し。

ずーっとテントやケビンで過ごしてきたので、ホテルの金額が非常に高く感じ、何度もたじろぐ。

 

しかし、自分達の希望にあったホテルを見つけ(それでも安値のところ)、ポチクリクリック。

予約をしました。

これで、これで、ホテルに泊まれる。。。

予約後、ケビンを出て、チェックインまでの時間、強風と雨の中の観光へと突き進むのでした。

 

真実

 

 





 

 

 

Calendar

27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
<< >>

最近の投稿




Categories





無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

プロフィール