ケビンを出たのは10時前、予約したホテルをチェックインできるのは14時。
約4時間の時間つぶしです。
本当ならば折角の旅行ですもの、時間つぶしではない観光をしたかったのですが、今回ばかりは仕方ありません。
それでも楽しみましょう。
インバーカーギルは街が大きめということもあり、観光案内所も結構なもの。
観光案内所はミュージアムにもなっています。
Southland Museum and Art Gallery
あまり馴染みがないと思いますが、ニュージーランドに生息する固有のトカゲ、トゥアタラがいます。
トゥアタラの長く生きたオスがインバカーギルにいたようで、今もトゥアタラを飼い、研究していて、案内所でも見ることができます。
しかし、隠れるのがうまいだけのことがあり、残念ながら私は探すことができませんでした。
ただこの長く生きたオスのトゥアタラの死がなんともせつない。
生殖能力がずば抜けいたこのオスはあまりにも彼の子供たちが増えてしまったため、メスと離したところ数か月で死んでしまったとのこと。
世界で一番長く生きたトゥアタラの死のエピソードとしてはなんとも切ないじゃないですか。
それを資料ビデオで真面目に説明しているのもなんともミスマッチで・・・。
心にちょっとしたシコリを抱いたまま、次の場所へと移ることにしました。
ご存知の方はいらっしゃいますか?
日本人だと名前だけ聞いただけでは難しいですよね。
しかし、この映画見たことある方は多いのではないでしょうか。
世界最速のインディアン |
68歳の時に自ら設計したバイク(インディアン)で1000cc以下のオートバイ陸上速度記録を樹立し、さらに記録を更新し続け、今も彼の記録は塗り替えらえておりません。
実はこの方、インバーカーギル出身なのです。
資料館にはレプリカではありますが、インディアンにまたがる(というか、中にはまる)ことができます。
私も試させていただきましたが、本当狭い。
ほとんど寝転がった状態で2輪のバランスをとる状態で、彼の身体能力の高さにも驚かされます。
そのほか、絵や像の展示など素晴らしい時間つぶし、いやっいやっ観光の時間を設けることができました。
外を覗いてみるとまだ風と雨。
しかしずーっと案内所にいるわけにもいかないので、トドを見に行くことにします。
えっ、動物園じゃないですよ。
なんとインバカーギルでは野生のトドを見ることができるんです。
そのほか野生アシカにも会えるのですが、ちょっと場所が離れているので、まずはトドを。
マップで生息している海岸を調べて到着すると、ルールが書いてありました。
フムフム、10m以上は近づいじゃいけないのね。
海岸近くの駐車場の目の前に砂浜、ちょっと離れたところに岩場が広がっております。
岩場をチェックして遠くをずーっと探していたら、ミーアから「いたよ。」と。
指さしていたのは砂浜。
砂浜を見ても手前に黒い岩があるだけで、ほかに何も見当たりません。
って、これ岩じゃないしっ!!!
これトドだしっ!!!!
それも駐車場よりの砂浜に寝転がって、近っ!!!!!!
すでに10m以内にいるしっ!!!
気が付いたらルール破っておりました。
ずーっと遠くを探していた私は大笑い。
なに、この近さ。
この危険の感じなさ、すごいなニュージーランドの自然。
感動と驚嘆に一気に強風なんて、忘れ去ってしまいました。
そして砂場のちょっと離れた場所にももう一匹見つけましたが、寒いこともあってか動くことはありませんでした。
このヤルキのなさ感、、、、好きです。
動かないトドに幸せをもらった後、ちょっと海沿いを走っていたら、つかの間の太陽が出てきました。
この波から風の強さを感じていただけたでしょうか。
そうこうしているうちに14時を過ぎ、私たちは念願のホテルにチェックインしたのでした。
ホテル:アスコット パーク
ゴルフ場に併設されているホテルは、ホテル部分とモーテル部分に分かれ、私たちはケビンをグレードアップしたようなモーテル部分に。
はぁ~、憧れのホテルっ(っていうかモーテル)
新しい建物のようで、外観も内観も真っ白新品(な感じ)
広い部屋に高級感とゆとりを得、ベッドに布団がかかっていることに喜ぶ。
あっ、ベッドってやわらかいんだぁ。
バスルームを見てみると、ちゃんと浴室がある。
風邪が治りきっていない私はすぐさま、風呂に入り、ゆうに一時間以上つかり、風呂から上がるとヒーターが部屋を暖めてくれています。
ラグジュアリーを満喫中。
ミーアはやっと出来るとばかりに仕事をはじめ、互いに現代人らしい優雅な時間を。
外ではずっと風の音、止んだり、降ったりの雨模様。
でももう、建物が揺れることなんて、ありません。
「あらっ、外は大変なご様子ね。」なーんて、気分です。
寒さに震えていた眠りの時間も今は優雅なもので、ちゃんとした枕は私たちの体制をしっかりと整え、ここ数日得ることができなかった安眠へと私たちをいざなうのでした。
っとここで今回の章は終わり。
続きはまた来年、お願いします。
来年早々、再びニュージーランドに戻ります。
ブログに書いている内容は今年の2月ものだから・・・っと、古い情報をまるで新鮮そうに書いており、申し訳ないです。
今年は仕事が変わったり、バタバタであまりブログを書けずにおりましたが、来年も古くて新しい情報、新しくて新しい情報をお伝え出来たらと思います。
これからも真実日記をよろしくお願いします。
素敵なクリスマス、年末年始をお過ごしください。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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