淡い土色建物に囲まれ日が届かず灰色のイメージ。
建物が入り組んだ町の細道には白い布が風でなびかれ、左右には露店が並びます。
私は道に迷いながら何かを探そうと道を走っています。
そして広場に出るとそこには光が差し込み、眩しくあたりを照らしています。
私は夢を多く見るほうで記憶に残っている夢がいくつもあり、これはその1つです。
旅行ガイドブック、アンダルシアのページは一気にこの記憶を呼び起こし、私に伝えます。
私はこの夢を砂漠っぽい国、モロッコであると思っていましたが、スペインのこの地であることを。
「やっぱり、私はここで生まれている。」
ただマドリッドを探していただけなのに、ただのガイドブックなのに。
自分の故郷を見つけた喜びに涙腺は今にも緩みそう。
ガイドブックを手に、突然泣くのは避けようと必死で涙をこらえます。
やっぱり訪れよう、アンダルシアとモロッコ。
するとミーアが私の場所に現れ、「何か見つけたの?」
「これ見て。」
「わぁ~。」と私と同じリアクション。
この風景から彼も同じ感覚が生まれていたらとちょっぴり期待を抱くのでした。
その後、別の本屋に立ち寄りましたがそこでは洋書は割引で販売していました。
どうやら取り扱い終了セールみたい。
成田空港第一ターミナルから洋書は消えるようです。
4時半前にウィンドウショッピングを終えた私たちはゲートへと向かいます。
搭乗口側は混んでいたので、ちょっと離れたところに腰を下ろします。
飛行機はすでにスタンバイ。
後は乗るだけです。
搭乗が始まり、席に着く。
3人席だったので、通路側にミーア、中央に私。
ミーアは隣に他人が座るのを望ましく思わないため、何も感じない私はだいたい中央。
まぁ、大きい人が来た時に私のほうが都合がよいということもあります。
しばらくして隣の席の人が来ます。
チェックインの時、私たちの前の列によくしゃべっているおじさん外人がいました。
その人は前に並んでいる母、娘グループに声をかけて、ハイテンションで話し気味。
まぁ、他人ごとだとただ見ていたのですが、なんと私の隣にそのハイテンションおじさん。
ちなみに身体もでかい。
来て早々、笑顔で挨拶と小話。
心はマジかっと驚きを隠せませんが、何も悟られまいと、すっきり笑顔で挨拶を返し、小話も短く返答。
もしフライト中、ずっとしゃべりかえられたらと不安がよぎります。
とりあえずしゃべりにくいオーラを出そうとイヤホンを装着。
エティハド航空の機内サービスはフライト後、しばらくしてから開始されるため、機内に流れる癒しの音楽をイヤホンを通して、聞くのでした。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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