やったとばかりに手荷物検査場へ向かいます。
荷物をちゃんと分けて入れていたので大丈夫っ!と思いきや、ミーアのバックパックが引っ掛かってしまった。
検査員はリュックを開けて手を突っ込み、軽い緊張が走ります。
見つけられた品はヨーグルト。
4個パックを購入し、あまった二個を明日の朝食と考えていたんです。
洋服が入っているスーツケースで蓋が破けないようにバックパックに入れたのが、間違い。
皆さんっ、ヨーグルトはリキッド(液体)ですよっ、同じ失敗はなさらないようにっ!!!
1€で4パックだったヨーグルト、半分50セント処分となり、金額としてはさほど値が張らないのですが、美味しかった分、ミーアのショックは大きめ。
「まぁ、これも勉強。50セントで学べたのなら安い安い。」
知らない国、勉強あって次回に活かす・・・失敗に落ち込みつつも、自分たちを立ち直らせる素敵な魔法の言葉となりました。
ミーアも若干の悔やみがありながらも納得、まぁテネリフェでも買えるからっ!
搭乗ゲートまでの道のりは温かみのある木の天井に日が差し込み、素敵な雰囲気・・・人多いけど。
チェックインした時は1時間もの余裕があったのに、すったもんだのお陰でゲートにつけば既に11時過ぎで、人も既に並んでいます。
私も早速並びに加わると、ミーアはMP3を出すために列の外でゆっくり作業。
ミーアが来る前に私の後ろに老夫婦が並ぶ。
その後、ミーアが私の場所目がけて来るも老夫婦は不信顔、ミーアはその後ろに並んでいます。
私が彼を呼び寄せようとしても自分たちの前に入れるのは嫌みたい。
そして列がちょっと進んだ後、私も前に進みどうにかミーアのスペース。
少し陰険な雰囲気になったけど、私のせいじゃない。
ちょっと負い目感じるミーアから
「急いで並ばなくてもちゃんと席に座れるよ。」とムカッとくる一言。
「席の心配しているんじゃなくて、荷物を自分たちを座席の上にちゃんと入れられるように並ぶんでしょう。いつも並んでいるじゃん。それでいつもちゃんと頭上棚に入れられているじゃん。どうして今回だけ、並びたくないの?」
そうなんです。チェックインして確保してある席はいつ行っても空いているけど遅く行くと自分たちの上の手荷物スペースがいっぱいになり別の場所にいれないといけなくなることがしばしば。
到着した後に、荷物を出すのが大変になり、降りるのに手間がかかるため、ちゃんと自分たちの上に場所に荷物を入れたい二人です。
負い目を感じだけで出てきた文句はいつも行いの元になる正論に言葉をなくしたようで。
まぁ、気持ちがわかる。
負い目があれば人は言い訳をしたくなる、私もその一人になるときもあります。
その後は何も聞かなったかのようにそのことには触れない2人。
飛行機の準備も着々と進み、無事搭乗。
並んだ甲斐あり、頭上棚は何もなく自分たちの荷物を入れて、席に座って待ちます。
出発時間が迫りもう人もいっぱい。
もうすぐ出発かなという時にに大きな荷物と共に入ってきた男性。
案の定、彼の頭上棚には彼の荷物が収納しきれなかったようで・・・・。
スペースがまだある私の荷物が移動となり、彼の荷物が私たちの頭上棚へ。
そうなんだ、そうなんだ・・・世の中こんなにもの。
荷物を頭上に入れるために並んだ・・・か。
文句を言って正論唱えれば、必然のようにそれは覆される。
2人は顔を合わせて苦笑い。
はぁ、彼の言葉に文句を言い続けなくて良かった。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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