宿の近くの町ではパンをゲットできなかったけど、ロスタイルズに行くまでに２つの町を通るからどこかで見つけられるだろうと気楽な推測で、再びウネウネ道を進みます。

昨日に引き続き、今日も長いウネウネ道だから、「また同じ思いをっ。」と二人とも内心思う。

崖山ではこちらも再び対向車にひやひやしながら進み、町の側へ。

カフェでパンを売っているのを発見しましたが、どうみても一種類しかなさそう。

以前もカフェでパンを買って、種類が選べず危うく硬いパンを買いそうになったので、ここはあえて寄らず。

しかしこの先、パン屋を見つけられず、パン屋のパンを食べたいミーアの希望はあっけなく消えてします。

まぁ万が一に備えてクラッカーを持ってきているのでこれで代用。

町からロスタイルズまでどうやって行くのかと思っていましたが、町から港に行くのとは別の道がありました。

ここの道、片面がふさがれているけど一通だよね？と恐る恐る入っていく。

道は森へと入っていき、多くの車が止まっている場所がありましたが残念ながらスペースなし。

止まれることなく先に進むと「落石注意」の看板があるスペースに１台の車が。

ミーアがいろいろと考え、万一落石があっても大丈夫な離れた場所に駐車。

車が多く止まっていた場所に戻ろうと思いましたが、上から声がし、駐車中も何台かの車が上に向かっていたので、ビジターセンターがあるのかな？歩いて向かうことに。

まずは看板を発見し、レストラン、バーがあるだけと思う。

しかしその先に出てきました、ビジターセンター。

やっぱりミーアの感はすごい。

たーくさんの情報が集まった室内。

私はまずトイレに直行。

この先あるかわからないからね。

戻ってくるとミーアは静かに展示を楽しんでいる。

入り口付近にスタッフがいて、誰かと話している。

スタッフに詳細を訪ねたい私は彼女が空くのを待ちながら案内モニターを発見し、ちょこっと内容を確認。

するとびっくり仰天モニターの案内ではロスタイルズ距離25ｋｍと出ている。

ミーアを急いで呼び、現実を知らせる。

「のんびりしている暇はないらしい。」

その後もモニターをいろいろいじくってみるも他のコースも出てくるためロスタイルズの詳細を確認できない。

私が待っていることを知っているスタッフは話が終わった後、私のほうに来てくれた。

聞くと道は２コース。

１つはタクシーで別の場所まで行って戻ってくる6時間コース。

短いコースは５時間。

えっ？2.5時間のコースは？

さらに11時に家を出て、本来ならば１時間半ほどで到着するはずのロスタイルズ。しかし現在時間１時半。

あれっ？１時間失われている。

エジプト像の前で１時間も時間つぶしていないぞ。

ロスタイルズならずロストアワーになってしまった・・・。

なんど確認しても時間は１時半。

さらにここルート自体が6時には閉まるという。

タイムリミット4.5時間。

これから５時間コース、急げば行けないこともない。

スタッフにお礼を言い、いざロスタイルズへっ。

真実