9時になった結果・・・・。
誰も来なかった。待っていたけど来なかった。
世の中、こんなもの、ふっ、ふんだ。
決断をしていても少しの希望を胸に簡単に揺らぐもの。
だからといって来るか来ないか誰なのかわからない人たちをいつまでも待つわけにはいかない。
ミーアはしかりと心を決めて準備。
私も準備をしつつも、その間に人は現れないものかと何度もタクシーの方面へと目をやる。
最初は1台だったタクシーが4台に増えている。
こんなにタクシーばかりが増えて肝心なお客は私とミーアの二人だけ。
準備支度を終えて、タクシーのキャンセルの申し入れに行かないと。
「後、どのくらい待たないとダメかな?」名残惜しい私はタクシーの女性に聞く。
「彼女にわかるわけないでしょ。」と正論ミーア。
「多分9時半かそれ以降」と首をかしげながら苦し紛れに答える彼女。
それなら待てない、既に1時間以上待っている私たち。
ならばキャンセル決定。
申し訳ないけどとキャンセルを申し入れると残念そうな顔をしながらも承諾してくれた彼女。
よしっ、気持ちを切り替え、いざミーアが見つけた折り返しコースに出発です。
すると歩き出してすぐに車がタクシー乗り場で止まる。
期待で私の足も止まる。
気持ちを固めたミーアは進む、そんなミーアを止めてちょっと様子を伺おうと誘う。
なんともすっきりしない自分だ。
見守った結果・・・車は立ち去った。
これが最後か・・・そう自分に言い聞かせ、歩を再度勧めます。
道沿いにコースマップ発見。
ここで初めてコース名を知ります。
カルデラ デ タブリエンテ
道は幾通りもあり、行こうと思えば先へも続けます。
道の目印となると途中途中に出てくる案内板。
コースが交差する場所やポイントごとに名前が設けられ、ここからの距離がわかり、ルートを作る便利版。
到着した時は朝焼け前のだったのに気が付けば日が山頂に指しています。
ほっ、長く待ったものだなぁ。
車道はタクシーで向かうはずコースへと大きく左曲がり、私たちはその先の崖山脇道を進みます。
崖脇をすすみ車の音がすれば後ろを振り返る、決心はしたもののタクシーが動いたのかはきになるもので。
わき道は下り坂へとなり左の砂利道へと降りてきました。
あれっ?私のイメージは写真で見た森林の中の川脇を歩くイメージなんだけどこれって砂利じゃね?
お水はいずこ?
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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