はぁ、なんてことになってしまったんだろう。
Iセンターのおじさんも何か言ってくれればよかったのに。
文句を言いながら引き返すも私とマイクの話題はあの老夫婦カップルがどこから来たのかと推測。
やっぱりミーアも不思議で、彼も最初は反対側から来たとばかり思っていたみたい。
そして同様、あのビューポイントで抜かされたのだろうと推測。
そういえば彼らは手ぶらだった。
私たちのようにスティックを持ち、リュックには軽食と水という雰囲気がなかったのでちょっぴり心配。
私たちは2つのペットボトルを持っているので、1つを彼らに上げようと振り返り声をかけます。
「のどか湧いている?お水いりますか?」
「あっ、ありがとう。大丈夫です。」
下手に荷物を持たせるのもあれだし、彼らがいいというなら無理する必要はありません。
彼らの駐車場タイムリミットは何時がわかりませんが、とりあえず私たちは1時間を切っているので彼らへの心配がなくなった今、歩くしかありません。
心配は駐車場利用時間が過ぎしてまうことそれが原因で次の人の迷惑になることと、また超過駐車による料金が発生するかもしれないと注意書きに書いてあったこと。
実はテイデ山にしてもここカルデラデタブリエンテにしても許可証は必要でも無料という素晴らしき行為。
自分たちのミスとはいいにくいけど、それにしてもお金が発生するのは出来るだけ避けたいし、やっぱり人に迷惑をかけたくないという気持ちで足早に。
写真撮影撮ったらササっと移動。
気が付けば後ろにいるはずの二人の姿は見えなくなっていました。
急ぎながらも風景を見てみると光がさしてきていることもあり風景にも違いが生まれてまた楽しめます。
これなら折り返しコースでもよかったなと心に思う。
太陽が昇り始めてから新しい匂いが漂います。
サウナのような匂い。
太陽サンサンの乾いた土道になると現れる匂い。
ミーアいわく土が乾く蒸発した匂いに松の匂いが足されてそう感じるのだとか。
すごく気持ちがよい匂くで、癒される。
向かいから来る人に出くわすように。
10時ごろから駐車場の許可取った人たちかな?
出くわす人数も増え始め、やっぱり誰もいない朝に二人だけでゆっくりとハイキング出来たことを嬉しく感じます。
自分の思慮では理解出来ず、最初は不安に感じてもこうやって理解した時に創造主が用意してくれたという意味に気づく。
現実にならければ理解できないほどの小さな人間だけど、気づいたときには思いっきり感謝の意を示します。
人に出くわしているうちに彼らも周回コースの出口までこの道が繋がっていないことは知らないはず。
伝えたほうがいいのかな?とミーアに聞いてみるも「大丈夫だよ。」と。
まぁそうか、伝えようか悩む間に彼らはどんどん進むし、全ての人にそれを伝えてあげるだけのスペイン語能力も時間の余裕もない私たち。
互いにそれぞれの前進を楽しもう。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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