キャンパーに戻り荷物をしまおうとすると一羽のカモメがやってきた。
「乾燥イチジクあげれば?」
最初に気づいたミーアに提案。
野生動物にエサをあげるならナッツやフルーツの自然の食べ物と勝手な取り決めを二人でしている。
隣にいた別のカモメに私が与えると、どこからともなく目ざといカモメが集まる。
そしてカモメ内イチジク取り喧嘩が勃発。
後で来たカモメはまるで自分の陣地とばかりに他を威嚇する。
好きではない独り占め。
だから私は威嚇した鳥を威嚇する。
最初に来た子にあげたくてもハングリー旺盛カモメに取られ、既にカオス。
灯台までの間に見つけた高台、登ってみよう。
先を行く高齢カップル、ゆっくりしっかり二人で並んで進む姿、つい応援したくなる。
何も考えずにビーチサンダルで来てしてしまったけど、この道進むとわかっていたらハイキングサンダルのほうがよかったね。
高台からの美しき景色4枚に渡り、お楽しみください。
岸景色
3月12日、今後の予定を考えていつもより早めに目覚まし設定、7時25分。
ちょっぴり中途半端な時間、これはどうしても眠かった時のための設定。
数年前から利用している目覚ましは賢い子で頭を叩くだけだと5分後にまた鳴ってくれる。
だから起きた時、後少し・・・という自分の要望に応えられるために7時30分設定ではなくその5分前設定。
しかし月一女性体調で寝つきが悪かった私。
ずっと浅い眠りだったために目覚ましが鳴っても、なんだか諦めて起きることができた。
汚いかなキャンプ場トイレ。
しかしダンプステーションにあまり行けていないこともあり、キャンパートイレの使い過ぎを防ごうと、キャンプ場トイレを目指す。
海中の世界、キレイ。
波の上から見ていてもその美しさに気づいていけど中はもっとだよ、もっと。
砂一粒一粒が舞い上がるのが見え、波が作り上げる気泡もファンタジー。
この神秘をゆっくり楽しみたい私と裏腹に波がどんどんやってきて、砂を毎回舞い上がらせ、透明感を観察できる時間はさほど長くない。
波めぇ~。
そう思っているのは私だけではない。
ミーアがどんどん波しぶきの立たない奥へと進んでいこうとするのを抑える。
なんせここは泳ぐに際しての警告板もあるし、波の引きが結構強い。
「波が多すぎる」
「こっちがいいよ。」
そしてもっと奥に行こうとする。